工事中にコマメに清掃する理由って?フロアタイル工事 前編
壁や天井はピシッとクロスが張られ、残す内装工事は床のみとなりました。
パテ処理を終えて準備も整い、いよいよ床造りへ入っていきます。
今回のリノベーションでは、床材に「フロアタイル」を使用します。
フロアタイル設置の前に、床に合わせたサイズへのカットと、床へボンドを塗っていく工程までをご紹介します!
フロアタイルを施工する前に、これまで同様に作業の基準となる墨出し線を引きました。
基準線に合わせて、タイルを仮設置していきます。何のためかといえば…
床の面積に合わせてピタっとハマるように、フロアタイルをカットするためです。
テープで仮留めをして、計算しながら切断していきます。
カッターでカットされたフロアタイル。
正方形だったタイルが、床に合わせたサイズとなりました。
面積に合わせたサロン専用の床材が用意できました。タイルに番号をふり、後ほど順番通りに設置します。
満を持して登場した床用ボンド。トーヨーポリマーのエコプラスは、塩ビ製のタイル専用の接着剤です。
…と、ボンドを塗っていく前に掃除機でホコリを清掃。
工程ごとに何度も清掃することが美しく仕上げるためのポイントです。
掃除を終えて床にゴミ1つ無い状態となったら、いよいよボンドを塗っていきます。
しっかり床を清掃しておかないとゴミがボンドに取り込まれ、床がでこぼこして美しくないのです。
ムラがないように、専用のヘラを使用してボンドを均します。
端から順に、床一面に塗っていきます。
作業用に通り道を残して、2/3の面積を塗り終えました。
軽く触れてもボンドが手につかない程度まで乾かして、フロアタイルの設置に入ります!
工程ごとに清掃を行い、これまできれいな環境を保ってきた理由はまさに今回のボンドが良い例。
床にホコリや細かな木くずが落ちていれば、ボンドがゴミを固めて、せっかくフロアタイルを敷いても床がガタガタになってしまいます。
高いクオリティのためには、ゴールから逆算し、先を見据えた綿密な計画で進まなければなりません。
後編ではフロアタイルを本設置します。これまでの結果を、仕上がりでご判断ください!
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