柱の加工が終了し、本格的に壁制作のスタートです。
今回は、前回ご紹介したNexus R Asia社のオフィスの柱の加工が終了し本格的な壁制作の作業をご紹介致します。
今回の壁制作は、前回紹介した「大入れ接ぎ」どの様に施工するのかをお見せ致します。
柱を立てる為に、前回加工したベースとなる部分を上下に固定します。
床の固定にはハンマードリルという、垂直にキレイに穴を空けることが出来る電動器具を使います。床にビス穴を開け、コンクリートビスで固定します。
こちらは「墨出し」したラインに正確に合わせる為の微調整の様子… 許される誤差はわずか3㎜程! 職人の技術が冴える、繊細な調整です。
「大入れ接ぎ」作業です。前回加工した溝に柱をはめ込み、しっかりと固定します。
職人の指導を受け、技術スタッフ全員で調整を行います。「日本の技術をフィリピンに受け継ぐ」これも、TGRの大切なミッションの一つです。
サロンにオフィスに大活躍のレザーポインターをここでも用います。垂直に柱が立っているかをしっかりとチェック!
全ての柱を立てて作業終了!もちろん、後片付けもしっかりと。
接手作業を全ての柱に施しましたが、何ミリ単位での調整を行い、しっかりと固定出来ました。日本ではおなじみの「レーザーポインター墨つぼ」での墨だしなら、真っすぐな壁の柱を立てる事が出来ます。
日本では身近な作業ではありますが、どんな作業でも決して手を抜かず、何度もチェックしながら施工を行います。
次回は、「プラスターボード貼り」と「ドア枠施工」をご紹介いたします!ご期待下さい。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。