オフィスリノベーションvol.8 躯体パテ処理【マニラで日本クオリティ】
マニラのオフィスリノベーションは、Tokyo Grand Renovationへ。
FINDINGOODS社にて行われているリノベーション工事をご紹介しております。
前回はパテ処理をご覧いただきましたが、今回もまたパテ処理です。
ボードの継ぎ目やビスの穴など部分的に塗っていたパテを、今回は壁全面に塗っていきます!
かかる時間と必要な技術が格段にアップ。とても難しく大変な作業です。
現在はコンクリート塗装の壁です。キレイなコンクリートであれば、そのまま壁紙クロスを施工しても問題ありませんが、凹みや波打ちがある場合には壁紙クロスに現れてしまいます。
そのため、今回もパテ処理を行っていきます。
粉末状のパテに水を入れて粘り気が出るまで練り、パテを作りました。
壁が波打っているところ、へこんでいるところを見極めながら平滑な壁を作っていきます。
まずは、巾木とコンクリート壁の段差を埋めました。
続いて、壁の大きな段差やへこみを埋めて、全体にパテを塗っていきます。
このように、全面をパテ処理しなければならないことを「総パテ」と呼んでいます。
総パテは、広い範囲を平滑にしなければならないため、前回ご紹介した部分的なパテ処理よりも高い技術が必要となり、とても気力が必要です。
今回のパテ処理は、3人がかりで進めていきました。
ようやくパテを塗り終えたら、最後にやすりをかけて表面をきれいにします。
波打っていた壁を、平滑でキレイな表面にすることができました。
ミリ単位で平滑な壁を作っていくパテ処理。
部分的な施工でも技術習得に時間はかかりますが、総パテとなると難易度はもっと上がります。
日本ではある程度下地がしっかりしているため、総パテ処理を行うことはめったにありません。
しかし、キチンと美しく施工するには、今回のテナントでは総パテ処理が不可欠でした。
壁紙クロスを張ってしまえば、下地をきちんと施工したかどうかは分からなくなってはしまいますが、TGRでは目に見えない部分も丁寧な施工を心掛け、こだわりを持って新しい内装をお届けします。
マニラでオフィスの工事をお考えの方は、次回のブログもぜひご参考ください。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。