海外不動産投資の陥りやすい落とし穴について
2014/11/10
海外不動産投資では、海外の不動産を扱うがゆえに気を付けなければならないことがあります。確かに海外の不動産であるからこそのメリットも大きいのですが、足元を疎かにしてしまうと思わぬ落とし穴にはまってしまうこともあります。
そこでここでは、海外不動産投資の落とし穴について、注意しておかなければならない2つの点についてお話ししていきたいと思います。事前にしっかりとこれらの注意点を抑えておくことは、万が一の失敗を回避することにも繋がります。しっかりと最後までお読みください。
「人気のエリア」について
物件を探す際の1つの基準となる、「エリア」。もちろん購入するなら人気のエリアを狙う人が多いのはある意味で当然のことだと思います。人気のエリアの物件であれば、特に都市開発などが進んでいる途中の国などでは、購入後大きく値上がりする期待も出来ます。
また人気のエリアであれば安定的なインカムゲインにも繋がりやすいとも言え、やはり判断基準の最優先事項として要チェックなポイントになります。
しかしここで少し立ち止まって考えておかなければならないのは、その「エリア全体」についてです。一言で「人気のエリア・地域」などと言っても、その中でも更に様々な差が現われます。
特に海外などでは1つの地域が広い場合に、人気の中心部は良い物の、少し離れてしまうことであまり魅力的ではないエリアになってしまうこともあります。大きなくくりだけで見ていると気が付かない事もありますので、しっかりとその地域全体を見ておく事が重要です。
例えばそれはその国の文化なども影響します。日本であれば様々な交通手段が発達しているので、車が無い場合でもある程度電車やバスなどでどこへでも移動可能だと思います。しかし海外の場合、まだまだ電車やバスなどの移動手段が十分ではない地域も多くあります。
少し離れるだけで移動手段に非常に困ってしまう地域もあります。そしてこれは人気と言われているエリアと同一地区などの場合もあります。
「人気のエリア」、この一言で片づけてしまう事で、このような足元の問題に気が付けない場合もあります。このあたりもしっかりと考え、調べておく事は不動産投資で失敗しない為には非常に重要な視点となります。
海外事情について敏感であること
そして2つ目のポイントは、「海外事情に敏感であること」です。
投資を行う上で、「情報収集」は欠かせない事でもありますのである意味で当たり前のことだと感じる方も多いかもしれません。ですが、海外不動産投資において、「海外の情報」にもしっかりと敏感である必要がある為、どうしてもその範囲は広くなり同時に疎かになりがちです。
なぜ海外事情に敏感である必要があるのかと言いますと、やはり海外における様々な事情は日々変化するからです。日本国内においても同じ事は言えますが、海外の方がより動きやすく、大きな変化が起こりやすい側面があります。
特に投資においてはやはり法的な問題、様々な基準の問題、知らないと大きな問題に繋がりかねない点においても変化する事は多いです。
例えば国によって、融資を受けられる額・比率なども違います。またそれらも変化しています。従来は80%のローンが組めていたとしても、それが現在では60%程度になっているようなケースもあります。国によっては外国人が投資する場合の最低投資額を設定している事もあり、その最低投資額も時とともに引き上げられていたりもします。
このように、海外であるがゆえに陥りやすい落とし穴があるのもまた海外不動産投資の特徴でもあります。もちろんしっかりと対策を行っておけばこのような落とし穴に嵌って失敗する事もないはずです。必要以上に怖がる心配はありませんが、メリットと最大限に活かす為にもこれらの事も知っておくにこしたことは無いはずです。
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