分かりにくい海外不動産の購入までの手続き

2014/11/10

1. ASEAN 不動産投資コラム
2. 海外不動産投資の基礎知識

「海外不動産投資を始めてみたい、でも実際にどのようにすればいいのか、どのような手続きがあるのか知りたい」、このようなお問い合わせを頂くケースは非常に多いです。

確かに「海外」と聞くだけで「ややこしそう」「難しそう」と言ったイメージがあるのも確かで、もしそのイメージが原因で二の足を踏んでいるのだとするそれはそれで機会損失に繋がります。

そこで、ここではその購入までの手続きなどの流れを、簡単にご説明したいと思います。最後までお読み頂く事で、多少なりとも全体的なイメージを掴んで頂けると思います。

問い合わせ・資料請求

まずは問い合わせ、及び資料請求などを行う事から始まります。

海外不動産を扱う不動産会社をピックアップして、資料などを送ってもらいます。すでにどの国の物件などへ投資するかを決めている場合は早いかもしれませんが、多くの場合資料や問い合わせなどを行いながら、どのような不動産会社にお願いをするのかの選定になります。

不動産会社と打ち合わせ

不動産会社が決まれば、次に打ち合わせを行う事になります。ここで自分の投資に対する、希望や目的などを伝えることになります。どのような目的で、どう言った物件を希望しているのか、ここでしっかりと密に打ち合わせを行う事でその後がスムーズになります。

物件選び

打ち合わせが終わりましたらいよいよ物件の選定に入ります。希望に合う物件を選びながら、同時にどの国の不動産が条件に合うのかなども考慮しながら物件選びを進める事になります。

物件視察

ある程度物件の候補が決まりますと、次に物件の視察となります。

海外不動産への投資の場合は、当然海外への視察となりますので、日程などの調整を行い現地へ向かいます。現地への視察を行う事なく物件を購入をする方もおられますが、もちろん自分の目でしっかりと身に行く事は非常に重要なことです。

購入手続き

現地での視察を終え、購入を決定しますと手続きへと進んで行きます。通常であれば不動産会社のスタッフが同行されサポートしてくれますので、言葉の問題などにおいては心配はいりません。

ローンなどの申請

購入には様々な手続きが必要となり、現地にて申請が必要な書類や、日本に帰国後に必要な書類などの手続きがあります。そしてここではローンでの購入になる場合、ローン申請なども必要となります。購入申込み後は手付金なども必要となりますので、合わせて用意を進めることも必要となります。

物件の引き渡し

全ての手続きが完了した時点で購入完了となり、物件の引き渡しが行われます。さらに内装のリフォームや、賃貸業者などに依頼する場合にはここからまたそれらの手続きや打ち合わせが必要になりますが、物件の購入までに関しては一旦ここまでがその一連の流れになります。

海外不動産の購入にあたっては、やはり国内とは違う点多くありますので、より用意周到な準備を行っておきたいところです。ただ上記の流れを見て頂ければお分かり頂ける通り、国内不動産の購入と比較してもその流れ自体は大きく変わるわけではありません。

現地の視察や現地での手続きはあるものの、もちろん不動産会社の指示のもと行う事になりますので、自分で調べたり判断したりするわけではありません。そう考えると、海外不動産投資は必要以上に敷居が高いものではない事も感じて頂けるのではないかと思います。

海外、そう聞くだけで二の足を踏んでしまっているのだとすると、それはやはりチャンスを逃してしまう事にも繋がります。国内不動産市場には無い大きなメリットがある海外市場に投資することで、大きなチャンスを手に入れる事は誰にでも可能な時代なのです。