海外不動産投資におけるローンについて
2014/11/10
不動産投資では大きな金額のお金が動きます。とは言ってもほとんどの場合、現金での自己資金が無い人でも、ローンを組む事で投資を始める事になります。金融機関からの融資を受けることになるのですが、海外不動産投資の場合にはどうなるのか気になる方も多いと思います。
海外の不動産を購入するのにローンを受けられるの?
そもそもそのローンはどこの金融機関から?
こう言った疑問を頂く方もおられるかと思いますが、もちろん海外不動産投資においても融資を受ける事は可能です。この場合、国内における不動産投資とは違う点も出てきますが、基本的には同じように融資を受けることで不動産の購入を行う事がほとんどです。
ここでは、海外不動産投資におけるローンについてのお話しをさせて頂きます。
海外不動産投資はローンを組めるのか?
海外不動産の購入にあたってローンを組む場合には、海外の金融機関から融資を受ける形になります。この場合には言える事は、やはり国内金融機関で審査を受けるよりも厳しくはなります。ですが融資自体を受ける事は出来ますので、海外不動産投資を始めるにあたっての障壁にはなりません。
ただやはり審査には様々な書類なども必要となり、それ自体は国内においても同じではありますが、海外の金融機関と言う事での言葉の問題などもありますので、その敷居自体は高く感じるかもしれません。
そして国によって様々な規制や決まりなどがあり、例えば融資を受ける事が出来る金額なども物件評価額の60?80%ほどである事が多いです。と言う事は残りの部分を補うためには自己資金を用意する必要があると言えます。しかしながら自己資金を用意すると言っても、元々の物件の価格が安いのが海外の不動産の特徴でもありますので、それ自体が大きな壁になる事は基本的には少ないと思います。自己資金がゼロから始める事に関しては少々厳しいとは言えるかもしれません。
また世界の主流はノンリコースローンになってきているのも特徴です。日本ではリコースローンと言って自らが保証人となり、第三者にも保証人になってもらうローンが主流ですが、ASEAN諸国などではノンリコースローンが主流となって来ています。
ノンリコースローンでは物件を担保に入れることで自らは保証人などになる必要はありません。日本では個人の信用に対して融資をするのに対して、世界では不動産の価値に融資を行う事が主流となっています。これも海外不動産投資ならではの特徴だと言えます。
ビザの取得で有利になることも
また、ASEAN諸国の国ではビザの取得により融資を受ける事が有利になる事も多いです。
マレーシアではリタイアメントビザの取得で物件価格の最大90%までの融資が可能になり、フィリピンなどではクオータービザの取得で80%までが可能となります。
融資を受ける場合にはこういったビザの取得も頭に入れておくことで、海外不動産投資を有利な条件で進める事が出来るようにもなります。
このように、海外不動産投資においてもローンによって物件を購入する事は可能です。特にそれぞれの国よって条件面などは違ってきますので、そのあたりには十分と注意する事が必要です。
そしてやはり少しでも有利な条件で融資を受ける事も重要な事の1つです。そうすることで自己資金を少なく投資する事が出来ますので、レバレッジを効かせた投資にする事が出来るようになります。
現金が無いから投資は出来ない、と言う事はありません。もちろんある程度の自己資金を用意する事は非常に重要ですが、このような仕組みや世界各国の制度などもしっかりと把握しながら上手に活用する事が出来れば、効率的な海外不動産投資にする事が出来るはずです。
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