円高?円安?海外不動産投資と為替の関係性について
2014/11/10
海外不動産投資を行う上で、無視する事の出来ない存在、それが「為替」です。
為替相場が変動する事によって不動産物件の価値が変わったり、購入額自体も変わったりと、相場が動くことで投資家にとっての収益も変動する事になります。海外不動産投資を行う者にとって、「為替に注目をすることは」非常に重要な要素の1つになります。
例えば、海外不動産投資を始める人にとってどのような状況であればいいのか、例えばどのようなタイミングで始めるのがベストなのか、やはり為替との関係性については分かりにくい部分が多いかと思います。
そこでここでは海外不動産投資における為替との関係性についてお話しをさせて頂きます。為替との関係などイマイチよく分からないと言う人は最後までしっかりとお読みください。
円高か?円安か?どっちのタイミングがいいのか
海外不動産投資において、円高がいいのか、それとも円安がいいのか、これについては2つの視点から考える必要があります。
ここ数年、日本では円高傾向にあると言われ一時期は超円高にも進んでいました。
まずは物件を購入すると言う視点から考えてみます。この場合、やはり円高である事が望ましいと言えます。
もちろん物件を購入する国との通貨の関係性もありますが、例えば単純に1ドルが90円の円高の時と、1ドルが130円の円安の時で比較してみますと、1ドル90円の円高の状態である方が物件を安く購入する事が出来るがお分かり頂けるかと思います。
日々変動を続ける為替相場の中でも、このように円高のタイミングで物件を購入する事が出来れば、円安時に比べて非常に安い価格で手に入れる事が出来ます。そう言った意味では円高の傾向にある現在の状況はまさに海外不動産投資にとって良いタイミングであると言えます。
コレが今海外不動産投資の人気の高まりや、今始めるべきだと言われる理由の1つでもあります。
為替はキャピタルゲインにも大きく影響
次に先ほどとは反対の視点、物件を売却する時について考えてみます。
例えば1ドル90円のタイミングで購入した物件を、1ドル130円の円安に進んだ時に売却する事が出来れば、為替差益を得る事が出来ますので、売却によって得られる利益、いわゆるキャピタルゲインを得る事が出来ます。
これがもし1ドル80円の円高に進んだ時に売却すると、いかがでしょうか。差益を得るどころか結果としては、収益はマイナスとなります。
これらは物件の価格自体はそのままだと仮定しての考え方になりますが、為替によって得られる差益は非常に大きな物になることがお分かり頂けるかと思います。その結果タイミングを間違ってしまうとキャピタルゲインを得られないことになり、せっかくキャピタルゲインを得られる状況だったとしても為替で利益が相殺されてしまう、と言う事にもなってしまいます。
このように、為替は海外不動産投資において非常に大きな影響を与えます。円高、円安、少し動く事で元々の金額の大きい不動産投資には大きな影響を及ぼします。
2014年現在、一時期の超円高から円安方向へと動きつつありますが、まだまだ海外不動産投資を始めるにあたって有利な状況にあることは変わりありません。
もちろんこれから為替がどのように動いて行くかはわかりません。将来的に日本はどのようになるのか、為替はどうなっていくのか、この事についても無視する事は出来ません。
だからこそ今後もしっかりとその動向を見ながら適切なタイミングが来た時にはすぐに動けるように準備をしておくことが、目の前のチャンスを逃さない唯一の方法であると言えます。
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