海外不動産投資と「レバレッジ」
2014/11/10
投資の世界には、「レバレッジを効かせる」と言う言葉があります。投資の世界では良く使われる言葉でもありますので、もしかすると言葉自体は聞いた事があると言う人も多いかもしれません。
レバレッジとは「てこ」のように小さな力で大きな力を動かす事を意味し、投資の世界におけるレバレッジを効かすと言うのは、「少ない自己資金でも大きく投資を行う、大きな資金を動かす」ということを意味します。
不動産投資においても、この「レバレッジを効かせた投資」を行う事は非常に重要で、それは得る事が出来る収益を大きく左右します。
そしてそれは海外不動産投資について同じ事が言え、この事をしっかりと頭に入れて投資を行うかどうかは大きなポイントになります。そこでここでは、「海外不動産投資とレバレッジ」と言うテーマでお話しをさせて頂きます。
レバレッジを効かせることで収益を上げる
不動産投資におけるレバレッジとは、ローンなどの融資を受けることで自己資金比率を低くしながら、見た目以上の利回りを得る事を目的とします。
例えば自己資金が1000万円あるとして、その資金を使って利回り10%の物件を購入するとします。この場合、年間100万円の収益を上げる事になります。
これを、レバレッジを効かせた投資に考え方を変えてみます。
自己資金は同じ1000万円ですが、この資金を頭金にします。そして2000万円ほどの物件を購入します。この場合自己資金だけでは1000万円足りませんので、足りない分に関しては金融機関からの借り入れで補う事にします。
この2000万円の物件も先ほど同じく利回りは10%、そうすると年間200万円の収益となります。ただこの場合には金融機関からの借り入れがありますので、金利や返済年数などによって返済額は変わってきますが、ここでは年間80万円ほど返済していく計画だったとします。
そうなると、差し引きの収益額は120万円となります。元々の利回りは10%の物件だったのですが、レバレッジを効かす事により、実質の利回りは12%となりました。
自己資金も同じ金額で、利回りも同じ物件にも関わらず、レバレッジを効かせるかどうかで、手元に残る収益も大きく変わってきます。
このように不動産投資においてはレバレッジを効かせる事で大きく収益を上げて行く事が可能になります。積極的に収益を上げて行きたい方にとっては必須の考え方でもあります。
海外不動産投資はレバレッジが効く
海外不動産は、国内不動産より物件の価格が安く、よりレバレッジを掛けやすく積極的な投資を行う事が可能です。
例えば国内であれば、複数の物件に投資するほどの自己資金の余裕が無い場合においても、海外不動産であれば十分に可能になります。もちろん融資を受ける条件などは国内よりも厳しくなりますので、30%前後は自己資金で賄う必要は出てきますが、それでもやはり元々の値段が安いと言う事は大きなメリットであり、複数の物件へ投資を行いレバレッジを効かすことが可能になります。
また、複数の物件に投資できる事はリスクの分散にも繋がるメリットがあります。万が一の場合においても複数物件を持ち、資産を分散させておくことはリスクヘッジに繋がります。
いかがでしょうか?
レバレッジを効かせる、という考え方は積極的に投資を行う上で非常に効率的な考えです。特に自己資金が少ない場合、また同じ資金を動かすにしても大きな金額を動かしたい方などにとっては有効的な方法になります。
投資はレバレッジを効かせることでより効率的になり、海外不動産投資はまさにレバレッジを効かせる投資に最適な手段でもあります。不動産投資を行い、効率的に収益を上げて行きたい方はぜひ参考にしてみて下さい。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。