ターゲットに合わせた不動産投資
2014/11/10
海外不動産を購入するにあたって、「ターゲットを考える」と言うことも安定的な収益を得る為に重要な考え方の1つです。海外不動産の購入後に関してはあまり語られる機会が多く無く、安定的な収益を得る為には購入前にしっかりとした計画を立てておく事も大事です。
特に「ターゲット」について考える事も非常に重要です。海外不動産については、購入後「現地の人への賃貸貸し」と言うイメージが一般的ですが、他にも様々な運用方法が存在します。
ここではそんな購入後の物件をどのように運用していくかについて考えて見たいと思います。
日本人向けの物件として運用する
先ほどもお話ししたように、海外不動産は現地向けの賃貸物件としてだけではなく、他にも様々な運用方法が考えられます。
その1つに、「日本人向けの物件」として運用する方法があります。
海外と言ってももちろんどこ国なのかにもよって変わりますが、例えばASEAN地域では、フィリピンやシンガポールなどは日本からの旅行者も多く、その中には長期滞在のロングステイヤーも多くいます。そんな日本からのロングステイヤーをターゲットにすることで、より高い利回りを得る事も可能になります。
海外の賃貸事情においては、その多くが年間契約となっている為、短期での賃貸貸しを行っている物件は少ないのが現状です。その為、ロングステイヤーの中には1年も滞在しないのにも関わらず年間契約を行って物件を借りるケースもあります。もちろん途中で解約する事になっても年間契約の為、その分の費用は発生します。
こう言った背景を考えると、日本人のロングステイヤー向け物件として運用する事で、日本人からの需要を満たす事ができ、また現地向け物件とするよりも、より高い利回りを得る事も出来るようになります。
また、ご自分がロングステイヤーとして物件を借りる側になった時を想定してもお分かり頂けると思いますが、海外で賃貸契約を結ぶ際に外国人オーナーとの交渉では言葉の問題などの様々な問題や不安要素が出てきますが、同じ日本人オーナーであれば精神的な面でも安心に繋がります。これは借りる側にとって非常に大きなポイントです。
このように、日本人向けの物件として運用するのも1つの選択肢です。例えば日本人の生活に適した仕様へとリフォームなどを行う事で、よりニーズの高い物件にすることも出来ます。
その国に合わせた発想を
このように海外不動産においても「誰に向けて物件を貸すのか」と言う考え方も重要な戦略となります。人気の地域における物件は、借りる側にとっても多くの選択肢がある事が多いので、しっかりとターゲットを絞って、ターゲットに合わせた発想を行う事も大事です。
そしてそれは、国や地域によって柔軟な発想を元に考える事が重要になります。例えば先ほどのように日本人向けの物件として考えるのも1つではありますが、これには日本人ロングステイヤーが多く来る事が前提条件となります。日本人が来ない国や地域にも関わらず日本人向けの物件として狙っても恐らくそれは非効率な結果で終わります。
例えばタイなどには日本人駐在員も多くいますので、ここでは日本人向けの物件として狙うのも有効的です。フィリピンには欧米の駐在員が多くいますので、そのようなターゲット設定をするのもありです。他にもヨーロッパなどからのロングステイヤーが多く来る国などもあるかもしれません。
ターゲットに合わせた戦略、「誰に貸すのか」と言う事についてはあまり多く語られてはいません。しかしながら不動産投資においては非常に重要な考えで、空室の少ない物件のオーナーはほぼ間違いなくこの誰に向け物件を貸すのかと言う「ターゲット」について戦略的に考えています。これから不動産投資を始められる方はぜひこの点についても事前に頭に入れておく事をおすすめします。
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