経済成長を続ける魅力的な市場?ASEAN不動産市場に注目すべき3つの理由?

2014/11/10

1. ASEAN 不動産投資コラム
2. 今注目の投資先「ASEAN」

なぜ今ASEAN不動産市場に注目する必要があるのでしょうか？

その理由については、3つの側面から説明することが出来ます。ここからは複数回に渡ってASEAN市場へ注目すべき理由を解説していきたいと思います。

まずは一番目の理由として、「ASEAN」の経済成長についてお話しをしていきたいと思います。

アジアは今最も経済成長を遂げている地域

世界的に見ても、今アジア経済は非常に注目度が高く、2000年代から高成長を続けているアジア経済はこの10年でGDPの規模は約2倍にまで成長しています。

リーマンショック後の世界的な経済の落ち込みから回復した後からは安定した成長を続けており、2011年以降少しそのスピードは低下しつつあるものの、以前成長を続けていると言えます。

アジアの国の中には発展途上国なども含まれるため、世界的に見た時にはその伸び率は高い傾向にありますが、安定して成長を続けるアジアと言う地域は投資の対象国としても非常に魅力的な市場であると言えます。

2011年以降成長速度が減少傾向にあるとは言え、それ以降においても平均7.5%の成長を見込まれていますので高い水準での成長率を期待する事が出来ます。

このようにアジアという地域は高い経済成長を遂げている地域であり、それゆえに投資家からも高い注目を集めている地域であると言えます。

その中でもASEAN諸国の経済成長率は非常に高い

このように注目を集めているアジア地域において、特にASEAN諸国における経済成長率はより高い水準で推移しています。

ASEANとは東南アジア諸国10ヶ国からなり、1967年のバンコク宣言により設立されました。インドネシア・フィリピン・マレーシア・タイ・カンボジア・ラオス・ミャンマー・ブルネイ・ベトナム・シンガポール、などがその加盟国となります。

すでにご存じの方も多いかと思いますが、このASEAN諸国は近年高い経済成長率を見せており、アジア地域においても高い注目を集めています。世界的な水準で見ても、ASEAN各国の成長率は軒並み上位に位置しており、この成長率は今後も続くと予想され、経済の成長と共に不動産市場の成長も見込めます。

不動産市場においてもこのASEAN各国の市場は注目の市場であり、その要因にはやはり「高い経済成長率」が上げられます。目覚ましい速度で経済成長を遂げることで、短期間でも価格が大きく上昇する不動産市場はキャピタルゲインも狙う事が出来る魅力的な市場であると言えます。

将来性の高さが大きな魅力

ASEAN不動産市場の大きな魅力の1つが、「高い将来性」です。

すでに停滞期に入っている日本経済やその不動産市場においては、大きな期待をする事は難しい状況にありますが、ASEAN不動産市場は発展途上の真っ只中にあり、その将来性には大きな期待をする事が出来ます。

不動産のそれ自体の価格の上昇もそうですが、経済の成長により、物価の上昇から家賃相場の上昇など様々な面において将来性の高い市場だと言えます。

それゆえに、ここ数年ASEAN市場の不動産への注目が非常に高まっています。不動産が安く売買される今のうちに参入し、経済成長とともに利益を出す事が出来るようになることを期待している投資達はすでに動き始めています。

ASEAN市場に注目すべき理由の1つ目は、「高い経済成長率」です。不動産市場は経済成長と密接な関係にあり、今後も成長が続くと予測されているASEAN市場は非常に将来性が高く、今が絶好の参入タイミングだと言えます。

例えば国内不動産投資をすでにはじめている、もしくは海外不動産でもASEAN以外の地域への投資を行っている方であれば、一度このASEANにも注目して頂きたいと思います。経済成長を続ける市場で、大きなチャンスを見付ける事が出来ます。