金利上昇率とASEAN不動産投資との関係
2014/11/10
不動産投資を始めるにあたって、現金でその全てを賄うケースは少なく、多くの場合金融機関の不動産投資ローンを利用する事になることを考えておく必要があります。
もちろんキャッシュでその全てを賄う事が出来ればそれはそれでいいのかもしれませんが、しかしながら不動産投資では物件購入にだけお金が掛かるわけではありません。その他にも色々な経費などが必要になるので、それらを見越した資金調達を行う必要があります。
また投資におけるレバレッジは資産運用を加速的に進める為に必要な事でもあるので、現金だけで回していく事はあまり良い事だと言えません。
やはりローンはほとんどのケースにおいて利用する事になると考え、不動産の購入にあたって、どのようなローンがあってどう利用するのかなどについても学んでおく必要があります。ここで特に注目したいのが、「金利」です。
金利についてもしっかりと理解しておくことで、下手に損をしないで済むケースは多いですし、知識が足りない為に余計な金利を払う羽目になることも避けなければなりません。
そこでここでは不動産投資と金利の関係についてお話しをさせて頂きます。
不動産投資と金利
不動産投資においてまず物件を判断する材料に「利回り」があります。「○%の利回り、で販売価格が○○○万円」などの条件を見て、実際に利益が出るのかどうかをシュミレーションする事になります。
例えば単純に、家賃収入が金利を上回ればその分利益が出ると考えるのは少々短絡的すぎる考えだと言えます。不動産を所有するということは、他にも物件管理費、修繕費、などの諸々の経費が掛かります。ですから金利だけではなく、その辺りの全ての経費を含めたシミュレーションを行わなければ、赤字物件に手を出す羽目になります。
不動産ローンには、住宅ローンなどと違って金利を自分で選べるものがあります。ですので、自分に合ったローンを選ぶ事もまた大切になってきます。
特に「固定金利」と「変動金利」については、投資の計画によって慎重に選択をする必要があり、間違った選択をしてしますと余計なお金を払わなくてはいけない事もあります。
ローンや金利についてはしっかりと知識を得ておくことが自分自身でしっかりと資産を守る事に繋がります。
物価上昇率が金利を上回ると
経済成長を続けるASEAN地域ではインフレによって物価が上昇しています。しかしながら融資における金利は非常に低い状態である国も少なくありません。
例えばフィリピンなどでは長期に渡って無金利で融資を受ける事が出来るケースもあります。もちろん全てのケースにおいてこのように考えるわけにはいきませんが、低金利で融資を受ける事も可能だと言う事を知っておいて下さい。
そして例えば、インフレ率、物価の上昇率が金利を上回ればその差額で利益を出す事も可能になるとも言えるのです。このように金利は不動産投資において非常に重要な要素と言えます。このあたりしっかりと頭に入れた計画を立て、シュミレーションを行っていくことも大事です。
海外不動産、特にASEAN不動産市場では物件価格が安い事が大きなメリットであることは間違いありませんが、今回お話しをさせて頂いた、「低金利」なローンを利用する事もまた重要なポイントになります。
せっかく高い利回りを持つ物件を購入しても高金利のローンを利用してしまったら、せっかくの利益は金利へと消えてしまいます。海外不動産投資を始めるにあたってはしっかりとこの辺りの知識についても学んでおくことをおすすめします。そして優良なASEAN物件へと投資を行い、しっかりと収益を得られるようになって頂きたいと思います。
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