成長続けるフィリピン、不動産市場の将来性

2014/08/28

1. ASEAN 不動産投資コラム
2. フィリピン不動産投資のメリット・デメリット

経済成長の続くフィリピンは不動産市場においてもその動きは活発で、海外からの注目も集めるマーケットだと言われています。その経済成長を支えている大きな要因は、海外への出稼ぎ労働力と、国内のビジネスプロセスアウトソーシングです。

フィリピンでは全人口の約10%が出稼ぎ労働力となっており、国内労働力と共に、海外労働力からの送金によってその経済は支えられています。また、ASEANの中でもフィリピンは英語教育に力を入れています。そんな英語力の高いフィリピンには欧米企業のコールセンターなども増加しています。

このように今フィリピン経済は成長を続けており、その将来性は高いものであると予測されています。同時にフィリピン不動産市場もその高い将来性から注目を集めており、海外不動産投資を行う上では見逃せない市場です。

安く購入出来る魅力的な市場

フィリピン不動産市場を語る上で、まずはやはりその魅力的な「物件価格
について挙げないわけにはいきません。

不動産投資を始めるにあたって大きな資金が必要になる国内不動産市場と違い、そもそもの物件価格が安いフィリピンでは小額の資金からでも投資できる事は大きな魅力です。いわゆる一等地のコンドミニアムが数百万円から購入出来ますので、融資などを受けることで小額の自己資金さえあれば誰でも投資を始める事が出来ます。

またプレビルド物件などのように、短期間でも物件の値上がりを期待できる物件がある事も大変大きな魅力だと言え、国内不動産投資では難しいキャピタルゲインを狙う事も可能です。

ASEANには今魅力的な不動産市場が多いと言われていますが、そんな中でもフィリピン不動産市場は非常にメリットや多くの魅力が溢れる市場と言えます。しかしその将来性についてはどうなのでしょうか？今経済成長と共にその不動産市場も注目されていますが、数年後、数十年後についてはどうなのでしょうか

フィリピン不動産市場の将来性

海外で働く労働力や、海外から企業が参入していきていることなどがフィリピンの経済成長を支えていることについてはお話しさせて頂きましたが、その他にも、通貨の安定性や、人口の増加なども大きな要因として挙げられます。

特に人口増加については非常に大きなポイントで、経済成長を語る上では大きな要因となる為に、将来性について考える時にも非常に大きなプラス材料となります。今後数十年にあわたってフィリピンの人口は増加傾向にあると予測されています。

そしてそれは、労働力の増加に繋がり、経済成長を進める要因となります。さらに人口が増加すると当然住居への需要が高くなり、不動産市場の活性化へと繋がります。経済の成長、人口増加による需要の高まり、これらから地価の上昇も予想され、賃貸物件などの家賃相場なども上昇する事が予想されます。一般的に言われるインカムゲイン、キャピタルゲイン、その両方においての期待が高まります。

ただ、やはりまだまだ海外からの影響を受けやすい状態とも言え、それこそがフィリピンのような新興国の弱みだと言えるかもしれません。そう言った点も踏まえ、海外不動産投資を行う上ではしっかりとその国経済動向などにも目を向けていかなければなりません。

フィリピン不動産市場はまだまだこれから成長し続ける市場だと言えます。そんな将来性の高い市場に参入するのは、やはり早いに越したことはありません。ただ、何度もお話しさせて頂きますように、しっかりとした知識と情報が欠かせないのが海外不動産投資です。世界規模での金融情勢などにも目を配りながら、有望な物件を見付けたら将来の資産形成の為にもいち早く投資するのも重要なことではないでしょうか。