マニラ在住の日本人の生活
2015/03/26
街並み、雰囲気
マカティは、ビジネス街であり、また同時に最大の商業エリアでもあります。
マニラ空港からマカティ中心街までは、車で20分。ただしこれはビジネスラッシュの時間ではないという条件下です。ビジネスラッシュのある朝夕は40?45分ほど掛かります。
しかし朝夕の一部の時間さえずらせば、空港からでも、どこからでもスムーズにマカティ市内に入る事が可能です。
このエリアには、有名なホテルも数多くあり、高層ビルのオフィス、数多くのショッピングゾーン、そして飲食エリアがあちこちにあります。
フォートボニファシオが出来るまでは、日本人が一番多く居住していたエリアがこのマカティになります。街並みについては、フォートボニファシオを六本木ヒルズに例えるならば、マカティは有楽町、新橋といった感じになるでしょうか(あくまでも比較した場合としてです。街自体は、下町、高架下といった様相ではなく、大都会には間違いありません。尚、フォートが居住、ショッピングの街とすると、マカティは、ビジネス街、居住、飲食、ショッピングの街と言えます)。
大阪で言えば、フォートボニファシオがキタ、マカティがミナミといった感じでしょうか。
また高層ビル、コンドミニアムが多いという点は、フォートボニファシオと同じですが、街自体の大きさはマカティの方がまだはるかに大きいです。
日本人が仕事で勤務する場合、オフィス業務や駐在員事務所などであれば、ほとんどこのマカティに駐在すると言っても過言ではありません。
また、コンドミニアム以外に、大きなビレッジが多数あり、そこには一戸建ての物件も多数あります。
住宅事情
一戸建てのあるビレッジで言えば、大きなところで、ベルエアー1?3、サンロレンソン、マガリャネス、ロックウェルなどがあります。
日本人が住んでいるコンドミニアムが多くあるエリアはサルセド、レガスピ、ロックウェルになります。(ロックウェルは一戸建てゾーンと、コンドミニアムゾーンの両方があります。)
まず、一戸建てですが、サンロレンソンには、以前多くの大使館勤務の方、日本人学校の教師が多く住んでいましたが、今は日本人の居住は両手で足りるくらいの世帯数になります。これは、フォートボニファシオが出来たこと、そして日本人学校がフォートボニファシオに移ったことが一番大きな要因です。
ですが、コンドミニアムにはない、庭、広さ、静かさが味わえることから、一戸建てに住んでいる人もまだまだたくさん居ます。
サンロレンソンの一戸建ては、あまり大きなものではなく、200?300?程度の物件が多いです。家賃としては、7?12万ペソ程度になります。もちろん、築年数や、家財道具の質により、先述の価格については、前後あります。
また、サンロレンソンには、私立大学もあり、幼稚園も複数存在します。
そしてショッピングゾーンには徒歩で行ける近さです。日本料理レストランが並ぶゾーンのちょうど裏側がこのビレッジになります。
マガリャネスはサウススーパーハイウエイ(高速道路)の近くになり、空港にも近いです。広さはサンロレンソンより大きく、500?700?程度でしょうか。ショッピングゾーン、レストランゾーンには少し遠くなります。家賃としては、サンロレンソンと同じ価格帯が相場となっています。
ベルエアーは1?3まであります。ロックウェルとほぼ同じエリアにあり、これらすべてを一塊と見ると、非常に大きなビレッジになります。ショッピングエリアもサンロレンソンとは異なり、異なるショッピングエリアの近くになります。広さ、家賃の価格帯は、サンロレンソンとほとんど同じと言えます。
次にコンドミニアムですが、サルセドとロックウェルの2つについては、どちらかと言うと、家族所帯向きと言えます。1ルーム(Studio)から3LDK、4LDKなどと間取りはいろいろありますが、日本人学校のスクールバスの停留所があること、広さが3LDKで150?以上あること(すべての物件ではありません)などが言えます。ロックウェルの家賃は10?15万ペソ、サルセドでは、7?12万ペソの相場になります。
レガスピについては、単身者が多いと言えます。もちろん家族所帯で居住されている方も多数いらっしゃいます。間取りもStudioタイプから2LDK程度までが多いです。徒歩でショッピングモールや、レストランエリアに行けることから、外食派に向いているとも言えます。
広さもピンキリですが、2LDKで120?ほどはあります。家賃相場としては、3?10万ペソとなります。
マカティエリアにも、新築のコンドミニアムはありますが、大抵のコンドミニアムは古くからあるため、フォートボニファシオと比較すると、築年数が10年以上経っている物件が多いです。ただし、物件は大き目(広目)となっています。
ショップ・レストラン
このエリアには、グリーンベルト(1?5)、ランドマーク、シューマート(SM)、パワープラント、グロリエッタ、ルスタンスなどなど、大きな商業施設が連なっています。ZARA、Forever21などはじめ、日本でもよく目にするショップもたくさんあります。
何と言っても一番目を惹くのは、グリーンベルトではないでしょうか。OPENエリアもあり、映画館もあり、多数の有名ブランドの店舗もあります。もちろん、レストランも多数入っています。おそらくフィリピンではない国に来たと思われるほどに壮大です。
またそのグリーンベルトの裏側にパサイロードという通りがあるのですが、そこには、日本レストランからいろいろな国のレストランが通り沿いにあります。パサイロードの西側最終には、マカティシネマスクエアというデパートがあり、その前には、リトル東京という場所もあります。ここには日本食材から日本レストランまで、さまざまな日本関連のものがあります。またリトル東京の裏手のクリークサイドなどには、またまた日本レストランのゾーンがあります。
ロックウェルに向かう途中にブルゴス(フォートボニファシオのブルゴスサークルとこのブルゴスは異なります)というエリアがあるのですが、このブルゴス近郊、すなわちベルエアー近郊にも最近日本のラーメン店が続々とオープンしています。
レストランの数だけで言えば、200店舗ではきかないほど、マカティのあちらこちらには、無数のレストランがあります。
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