フィリピンに来たらこれだけは外せない 〜 オススメのフィリピン料理
2015/03/26
旅行の楽しみには訪れた先にある様々なものを見るだけでなく、現地の食べ物に舌鼓を打つと言う楽しみもあります。
日本人にはあまり馴染みの薄いフィリピン料理ですが、せっかくフィリピンに来たならば、是非とも本場フィリピン料理を堪能していただきたいところです。
基本的にフィリピンで流通している牛肉は硬く、煮込み料理以外にはあまり向きませんが、鶏肉や豚肉は非常に美味しいです。
またフィリピン滞在が長くなると野菜不足が心配になってきますので、意識して野菜を摂る様に心がけることも大切です。
それでは全てを紹介することはできませんが、代表的なフィリピン料理をご紹介します。
アドボ
豚や鳥を使った料理ですが、フィリピンで最も一般的なおかずと言っても過言ではありません。鳥肉または豚肉をニンニク醤油で煮込んだものですが、日本人の口にも良く合います。フィリピンを代表する料理ですが、地域で味が違うこともありその違いを味見するのも楽しいものです。
ホンバ
豚の角煮に似ていますが、甘酸っぱいソースにブラックビーンズを加えて煮込んだ料理です。よく煮込んだ豚肉はとても柔らかく、箸をつかっても切れる程柔らかくなります。
煮込む際に砂糖と黒豆を入れることもあり、少し甘めの味付けになりますがフィリピン人の大好物料理の一つです。
現地の食堂などで食べる場合には、脂身の部分が多いために日本人には敬遠されがちですが、豚肉の油の甘みもまた格別な味です。
ガンバス
甘めの料理が多い中でもこのガンバスはピリ辛で、ご飯やお酒が進みます。エビやイカニンニクとチリで炒めます。などのシーフードをチリソースで絡めるので、見た目や味はエビチリに似ています。
お酒のつまみやご飯のおかずにぴったりで、ご飯が何杯でもすすんでしまいます。
キニラウ
フィリピンで一般的に食べられているお刺身ですが、生の魚をお酢や生姜さらにはフィリピン名物のカラマンシー(日本のスダチの様なもの)でマリネをしているものです。
冷蔵庫が無い家でも酢で締めているので傷まず食べることができることもあり、生魚をあまり食べない地方の人でもこのキニラオならば平気という人は多いです。
さっぱりしているので、暑さで食欲が無い時でも美味しく食べることができる貴重な一品です。
レリエノン タロン
日本の焼きナスをオムレツに入れたような料理ですが、甘めの料理や野菜が少ない料理が多いフィリピン料理の中では、多くの日本人にも受け入れられる料理。
朝ごはんを食べる際にオムレツの代わりに食べるのにもぴったり合う料理で、好みに合わせて少しだけ醤油を垂らせばまさに和風オムレツです。
シシグ
ご飯のおかずや酒のおつまみにもなるシシグですが、材料にはなんとブタの顔が使われています。
頬肉だけならまだしも、耳や鼻など、それだけを聞いたら「え?」と言いたくなってしまう部位ですが、一度食べたら病みつきになってしまう美味しさです。
卵や玉ネギ、さらにはお好みでチリを入れて炒めるなど家庭により様々なアレンジがありますが、フィリピン全土で親しまれている料理の一つです。
熱々の鉄板の上で上からかけた生卵をかき混ぜながら食べるのが、美味しい食べ方です。
普段フィリピン人は生卵などは食べませんが、アツアツの鉄板上でかき混ぜた卵の色がうっすら変わり、半熟からスクランブルエック程度になったら食べごろのサイン。
料理を囲む人が一斉に箸を出し始めます。
レチョン
一般的には豚や鶏の丸焼きのことをさします(稀に牛もありますが)。特にポークレチョンはお祝いの席に欠かせない縁起物になっています。
お肉はもちろんのこと、「パリッ」と焼いた皮も非常に美味です。見た目まるで北京ダックのようですが、フィリピンではそのまま食べてしまいます。食感はおせんべいのような感じです。
お祝いの席ではリンゴを口にくわえた豚の丸焼きを多く見かけます。
シニガン
フィリピンを代表するスープ料理のシニガンスープですが、スープの味はほぼ同じで中に入れる肉の種類で呼び名が「ポークシニガン」「ビーフシニガン」「フィッシュシニガン」と変わってきます。
お酢を入れるためにスープは少し酸っぱい味がするので、暑さで食欲がない時にでもさっぱりした味わいで食欲もすすみます。
フィリピンではお皿のごはんにスープをかけて食べるのが主流なのですが、このシニガンスープもお皿のごはんにかけて、カレーのようにして食べるのがフィリピン流の食べ方です。
ビーコールエクスプレス
フィリピンでは珍しい激辛料理。主にマヨン火山のあるレガスピやナガと言ったビーコール地方の郷土料理ですが、辛い物好きなフィリピン人によりフィリピン全土で食べることができます。
豚バラ肉などをココナッツミルクで煮込み、そこに青唐辛子を加えることで適度なスパイシーさを味わうことが出来ます。
タイ料理に比べると辛さはマイルドなので、あまり辛いものが得意でない人でも楽しむことが出来ます。
ディヌグアン
見た目はグロテスクですが、味はとてもおいしい不思議な食べ物ディヌグアン。実はこの料理、ブタの内臓とブタの生き血を混ぜて作ります。
ブタの血と聞くと敬遠してしまう日本人も多いのですが、物は試しで食べてみると意外と好きになってしまう事も。
チョップソイ
フィリピン流野菜炒め。肉料理が多く野菜が不足がちになるフィリピンでの食事において、非常に貴重な存料理の一つです。料理には野菜だけでなく、豚の細切れ肉や小さいエビなどを入れる家庭もあります。
味付けはとてもシンプルで、基本的には塩・コショウと野菜のうまみだけですが、隠し味にコンソメスープや鶏がらスープの素を入れて味を調えます。
チキンバーベキュー
鳥の胸肉やモモ肉などを串に差し、炭火で焼いたものです。炭火でじっくり焼き上げた天然の地鶏は、とてもジューシーで柔らかく、おいしいです。
味付けも日本の「てりやきソース」に近い味をしているので、日本人の口にもとてもよく合います。
アチャラ
日本で言うと「なます」に似ている酢漬けで、フィリピン流のお漬物です。
千切りにしたパパイヤを酢漬けした物ですが、レストランなどに行くとお皿の片隅に乗っている一品です。
このようにフィリピン料理には、醤油を使う料理も多く、日本人の口に合います。
フィリピンの醤油は日本のように小麦を使わず、大豆と塩だけでできていることもあり味が濃厚です。
よってお刺身などを食べるときには、日本製の醤油を使う場合が多いのですが、アドボなどの煮込み料理には濃厚なフィリピン醤油がぴったりのようです。
これ以外にもフィリピンの料理はたくさんありますが、同じ料理でも7,107ある島々で少しずつ味が違うので、食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。
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