BMDが認める世界で最も美しいビーチの一つ、4kmの白砂が眩しいボラカイ島
2015/03/26
以前は白い砂浜にテントを張り、電気もないというとても素朴な島で、バックパッカーの間で静かな人気を博していたボラカイ島。
しかし、1990年にBMD社が実施したアンケートで“世界で一番きれいなビーチの一つ”に選ばれたことにより、状況は一変。多くの人に知られることに!
4kmに及ぶとても白い砂浜が一躍世界的に有名になりました。
今では多くのリゾートが立ち並び、メインビーチのホワイトビーチだけでなく島の反対側にあるビーチまで、リゾートで埋め尽くされたといっても過言ではないくらいです。
ボラカイ島ってどこにあるの?
ボラカイ島はビサヤ地区パナイ島の西端よりわずか2㎞ほどに浮かぶ島で、地図で見ると鉄アレイ状の形をしています。わずか10㎢ほどの非常に小さい島で、諏訪湖の面積(13㎢)よりもさらに一回り小さいサイズです。
この島は全長が7.5kmほどにもかかわらず4kmにも及ぶ、非常に綺麗な白砂のビーチがあるために、世界中から多くの観光客が駆けつけます。
一番狭いところでは幅がわずか2㎞しかない、とても細長い島ですが、多くのインターナショナルクラスのリゾートをはじめ多くのホテルやレストランなどが立ち並ぶ観光の島です。
最寄りの空港であるカティクラン空港は、滑走路の長さが950mしかないために現在大型ジェット機が発着することが出来ません。
以前は19人乗り等のとても小さいプロペラ機のみが発着していましたが、現在では50人程度の小型プロペラ機があり、所要時間1時間ほどの便を、国内線各社が7便ほど出しています。
カティクランはボラカイへの玄関口になる港へ一番近く、車で数分の場所に位置しているため移動が少なく便利です。
しかし、小型機で有視界飛行のみのために天候不良で欠航という事も少なくないので、注意が必要です。
もう一つの行き方は、カティクラン空港より南東に70キロほど離れた場所にあるカリボ空港へ行くという方法。
こちらは大型ジェット機も発着できるので天候に左右されづらいという利点があるものの、カリボから港までバスで1時間半から2時間程度と時間がかかってしまうのが難点です。
港から島へは頻繁にバンカーボートが出ていますので、ホテルに送迎を頼んでいる人やパッケージツアーでない人でも安心です。
人口
人口は20,000人程と言われていますが、島に訪れる旅行者やリゾートなどで働く従業員の数を合わせると、この何倍もの人が小さな島の中にいるといわれています。
主な産業
もともと小さな集落しかなかったボラカイは、特に目立った産業はなく、周辺の海で魚を取る小規模の漁業で生計を立てている人が主の、静かな島でした。
しかし今ではリゾートホテルやレストランをはじめ、各種マリンスポーツ関連の仕事で働く人や自分でこれら観光業を経営する人まで、多くの人が観光業に携わっています。
急激な観光地化による人口増加で、2000年以降人口数だけでも倍近い人数に膨れ上がりました。
隣のパナイ島をはじめ、セブやマニラ、更にはあまり産業のないミンダナオ島からも多くの人が観光業に従事するため、ボラカイに移住しています。
食事
残念ながら「ここでしか食べることが出来ない!」という料理があるわけではありません。しかし逆に、この島で食べられないものはないというぐらい、各国の料理が揃っています。
ホワイトサンドビーチを眺めるように用意されたテーブルで、各国の料理を楽しむことが出来るボラカイの食事は、フィリピンに来ていることを忘れてしまいそうです。
お勧めは夕暮れ時に出かけ、食事前のひと時を、サンセットを眺めながら過ごすという方法です。
この時間帯はハッピーアワーと言って通常料金を払うと、次の一杯がサービスという“Buy one Take two”(注:これだと、合計3個もらえることになるそうで、正確には“Buy one
Take one”だという指摘をいただきました)というサービスをしているところもあります。
ベストシーズン
ボラカイ島を旅行するなら乾季に当たる11月から5月の間がベスト!
この季節は乾季に当たるため雨も少なく、天候も安定しています。また季節風が北西の風(アミハン)になるために、メインビーチとなるホワイトサンド・ビーチ周辺は非常に穏やか!
特に3月から6月の時期は風もあまり吹かないという事もあり、海は毎日鏡のように穏やかな日が続きます。そのため、ダイビングなどのマリンスポーツを楽しむ人にはベストシーズンになります。
しかし7月から10月までの期間は、風が強い日が多くなります。
南西からの季節風(ハバガット)の時期はメインビーチであるホワイトサンド・ビーチ周辺は、風が強く砂が飛んでくるのを防ぐために防砂ネットを張るほど。
この時期は雨季という事もあり、雨が降ることがありますがだいたいはスコールのように一時的に降るか、夜の間に雨が降ることが多いので、あまり心配する必要はありません。
このオフシーズンの時期はメインビーチのリゾートもオフシーズン料金という事で、通常より割安の料金を提示しているリゾートが多いので、ワンランク上のリゾートに滞在するチャンスです。
また最近ボラカイで多くなって来たカイトサーフィンと呼ばれる海の上で凧(カイト)を広げ風で引っ張られる力を利用してボードを水面で走らせるスポーツを楽しむには、逆に風が強いハバガットの時期が最高!
このように、ボラカイ島は目的に応じて一年中楽しむことが出来るのです。
主な見所
美しいホワイトサンド・ビーチが売り物のボラカイ島。でも楽しみはそれだけではありません。
ボラカイ島に行くなら是非とも訪れておきたい観光スポットや、アクティビティーを紹介します。
プカシェルビーチ
プカシェルというとてもきれいな貝殻が沢山あったことから名づけられたビーチですが、残念ながらお土産の材料としてたくさん採っていく人が多かったために今ではその姿を見つけることが難しくなってしまいました。
それでもメインビーチよりも白くきれいなビーチは、目の細かい砂ではなくサンゴや貝の細かいかけらでできているビーチで、透き通るような海は訪れる人が大満足するビーチです。
プカシェルビーチは島の北西部に位置しているので、出かけるときはトライシクールと呼ばれるサイドカー付きのオートバイで行くのが便利(150ペソほど)。
メインビーチのような華やかさはありませんが、素朴なフィリピンの海を楽しみたい人にはお勧めです。
日差しを遮る施設がないので、日焼けには気を付けてください。
アリエルズポイント
ビーチでのんびり過ごすことに飽きた人にお勧めのアクティビティーがこちら。
崖の上でとっても見晴らしがいいところに集まる多くの人たちは、綺麗な海を眺めたり遠くに見えるパナイ島を眺めたりしながら、のんびりしています。
しかし、そこにはアドレナリン全開のアクティビティーがあります。
このアリエルズポイントの最大の売りは、最高15mもある崖から海に向かって飛び込むというもの!
さすがに15mはという人は一番低い6mからのジャンプにチャレンジしてはいかがでしょう!?
15mからのジャンプをすると、周りにいる多くの人から、拍手喝采間違いなし!
ボラカイ旅行の記念にLet’s Jump!!
クリスタルケーブ
ボラカイの“青の洞窟”とも呼ばれるクリスタルケーブは、アイランドホッピングで訪れるボラカイの定番観光名所です。
島周辺の海はとても澄み切って綺麗で、スノーケリングにも最適な場所なのです。
しかしこの島の一番の売り物は、“青の洞窟”
ガイドの案内に沿って崖沿いの階段を下りていくとだんだん穴が小さくなり行く手を阻むようですが、その先には神秘的な光が広がる洞窟の抜け穴が!
しばし感動のひと時を楽しむことが出来ます。
島は非常に小さいので、ちょっとした散歩をしながらビーチでのんびりしたり、綺麗な海で泳いで楽しんだり出来ます。
アイランドホッピング
アイランドホッピングと言っても島めぐりをするのではなく、ボラカイ島の周りを船で回りながら楽しむというサービスです。
ボラカイ島のビーチを海側から見ると、また違った美しさが見えてきます。
船に乗っているだけではなく、プカシェルビーチやクリスタルケーブさらにはクロコダイルアイランドでのシュノーケリングを楽しむことが出来ます。
マウントルホ展望台
いくら小さい島とはいえ全貌を掴むのは容易ではありませんが、ここ“マウントルホ展望台”に上ると、細長いボラカイの姿を見ることが出来ます。
展望台までは階段で上ることになりますが、展望台からの眺めはとても素晴らしいです。
D-MALL(ショッピングセンター)
以前はタリパパ市場として市民の台所を支えていた市場で、2005年の火災により全焼してしまったことにより新しくD-MALLとして蘇りました。
D-MALLは観光客向けのショップやレストランが多く営業し、お土産をはじめ様々なものを買うことが出来ます。
手作りのアクセサリーやTシャツなども多く、自分へのお土産としても最高です。
また、多くのレストランも集まるエリアなので様々な種類の料理を味わうこともできます。
フェアーウエーアンドブルーウォーターゴルフコース
小さい島であるボラカイにも、実は昔からゴルフ場がありました。
しかもこのゴルフコースはあの“グラハム マッシュ”設計という本格的なコースです。
18ホールのコースがボラカイの綺麗な海を見下ろせる高台に配置され、海を見ながらのんびりとゴルフを楽しむことが出来ます。
コース内の移動は電動カートが用意され、もちろんキャディーがつくので楽ちんな殿様・お姫様ゴルフで一日楽しみことが出来るコースです。
クラブハウスには2つのインフィニティ―プールがあるので、家族と一緒に出掛ける方やプレーが終わった後に、プールでのんびりとボラカイ島での午後のひと時を楽しむことが出来ます。
各種マリンアクティビティー
ボラカイにはダイビングやスノーケリングだけでなく、様々な海のスポーツを楽しむことが出来ますが、日本と違い船舶免許の必要ないフィリピンでのジェットスキーや、バナナボートなども楽しめます。
また風が強い時期には、カイトサーフィンやウインドサーフィンを楽しむ人でビーチがより色鮮やかになります。
フィリピンでもベスト3に入る有名観光地ボラカイ。
その綺麗な砂浜でなにもせず過ごすのもよし。夜遅くまで多くの人たちと騒ぐのもよし。人それぞれの楽しみ方が出来るのが、ボラカイ島です。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。