マニラ在住の日本人の生活
2015/03/26
アジアでも有数のダイビングスポットとして多くのダイバーが訪れるフィリピン。
フィリピンへの旅行は短い期間で、距離も近く、費用も安いといった短・近・安で行けるリゾート地と言うお手軽なイメージが強いのですが、実は34,000?という広大な面積のサンゴ礁に囲まれているダイバーのパラダイスです。日本の国土面積は37,000?なので、日本の面積より少し小さいだけ、と言うとその広さが伝わるでしょうか。
世界で最も魚やサンゴの種類が多く生息する地域という、とても生物層が豊かな海域でもあります。
その魚の数もさることながら、数だけでなく多くの種類を見られることもあり、多くの人が訪れる有名なダイビングスポットが点在しています。
ここではダイビング経験の有無を問わず楽しめる、フィリピンでのダイビング事情を紹介します。
重い器材の持ち運びはお任せ!言葉の心配も不要!
フィリピンのダイビングと言えば、器材の装着をはじめ何からかにまで手とり足とり現地のスタッフが面倒を見てくれる通称”殿様・お姫様ダイブ”と呼ばれるシステム。これならば、体力的に不安がある年配者でも重い器材を背負う必要がなくダイビングを思う存分楽しむことができます。
また海外でダイビングをする際に心配になるのが言葉の問題。実は主要なダイビングスポットには日本人経営または日本人インストラクターが常駐しているダイブショップが多数あるので、日本語だけでダイビングが楽しめます。
フィリピンへは古くから日本人ダイバーが潜りに行っていたという事もあり、片言の日本語が話せる現地人スタッフも多いので、英語が苦手な人でも安心です。
こうした環境なので、ダイビングの経験が全く無い人でもフィリピンの素晴らしい海を満喫することができます。
ちょっとだけ試しにやってみたいと言う人は、簡単なレクチャーを日本語で受けた後に浅瀬の足がつくところで練習をし、綺麗なサンゴ礁の海で色とりどりの魚と泳ぐことができます。
わずか数時間でフィリピンの海中を体験できるので、是非とも挑戦してみたいものです。
また、本格的に挑戦してCカードを取得したいと言う方は、2日から3日程の講習で資格を取得することができます。
フィリピンは海も暖かく透明度が非常に高いため、リラックスしてダイビング講習に参加することができます。
フィリピンのダイビングスタイル
フィリピンのダイビングは船から潜るボートダイビングが、多くの場所で行われている一般的なダイビングスタイルです。
最近ではスピードボートを使うお店も多くなってきましたが、やはり主流はフィリピンならではのバンカーボートと呼ばれる、ボートの両側にアウトリガー(浮き)がついているタイプの船が一般的に使用されています。
アウトリガーのおかげで揺れが少ないのもこのボートの特徴で、水上をアメンボーのように滑走していきます。
地域や季節にもよりますが、年間平均して26℃から30℃と暖かい海なので、ダイビングをしていてもあまり寒さを感じることがないので、ダイビングを楽しむことにより集中できます。
しかしボートで移動をする際には天候によっては体温を奪われますので、レインコートなどを持参するとよいでしょう。
主なダイビングポイント
アニラオ
マニラから車で行けるため、多くのフィリピン人やマニラ在住の日本人ダイバーも通うダイビングスポットです。対岸のプエルトガレラとともに、日本人ダイバーも多く訪れるダイブサイトがあります。
隠れ家と言ってもおかしくないような、ひっそりとしたリゾートが立ち並ぶアニラオエリアは、ダイビングだけでなく陸上の生活でも何もしない贅沢を堪能できるダイビングスポットです。
セブ
言わずと知れたビーチリゾートですが、多くの日系ダイブショップや日本人インストラクターが常駐しています。リゾートがあるマクタン島や近くの海洋保護区のあるヒルトゥガン島等を中心に、多くのダイビングスポットが点在しています。
最近では餌付けされたジンベイザメと泳げるツアーが、セブから車で2時間ほど南に走ったオスロブ町で開催されていますし、経験豊富なダイバーのためにはバリカサグなどへの遠征をしているショップもあるなど、好みに応じた様々な選択が出来る場所です。
ボホール
ビーチリゾートがあるパングラオ島周辺を中心に、ダイバー憧れのギンガメアジやバラクーダーの群れと遭遇できるバリカサグ島でのダイビングが主なパターンになります。
多くのヨーロピアンダイバーの中で、インターナショナルな雰囲気に浸りながらのダイビングを楽しむこともできますが、最近は日系のリゾートやダイビングショップも多くなりました。
ドゥーマゲティー
ドゥマゲティーの目の前に浮ぶシリマン大学の海洋研究所があるアポ島を中心として多くのダイビングスポットがあります。
アポ島周辺の素晴らしい状態に保護されている綺麗なサンゴ礁や、たくさんの亀だけでなくギンガメアジの大群が渦巻のような状態になって泳いでいるシーンに遭遇できる、フィリピンでも有数のダイビングスポットとして多くのダイバーを魅了しています。
シキホール島
黒魔術師がいるとも言われるシキホール島は、そんな不気味な噂とは大きく違う綺麗な白砂が広がる島です。
水中も綺麗な手つかずのサンゴ礁が広がっており、ダイバーがあまり多くない未開の海でもあるため、多くの魚たちを見ることが出来る、最近注目のダイビングスポットの一つです。
安定した高い透明度の中を色とりどりの熱帯魚や、綺麗なサンゴ礁で泳ぐことで心も癒されるような海です。
フィリピンには、この他にも様々なダイビングサイトがあります。
初心者からベテランダイバーまで多くの人が楽しむことが出来るので、ぜひフィリピンの海中風景を覗いて見てくださいね。
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