フィリピンで活躍する日本人がニューヨークの映画祭で監督賞を獲得!
フィリピンで俳優兼監督として活躍する大平義之ことJacky Wooが、ニューヨークのマンハッタン・インターナショナル・フィルム・フェスティバルにおいて、自身が手掛けた新作「邂逅」が認められ、監督賞を受賞したことが明らかになった。
フィリピンは映画人にとって魅力的な国
実は、日本で映画をロケーション撮影することは難しい。理由は様々だが、そのうちの1つは行政による制限が多く、撮影許可が下りないことが挙げられる。有名なところだと、ハリウッド映画『キル・ビル』は新宿での撮影を望んでいたものの、結局のところはバイクに乗って新宿のガード下を潜り抜けるシーンしか実現しなかったようだ。
また、第二次世界大戦における敗戦以降、高度経済成長の波に乗って日本中が開発ラッシュとなったことが仇となり、大自然を使った壮大なスケールのロケーション撮影も難しくなった。あの『天と地と』ですら、内容は戦国の話でもカナダでロケーション撮影が行われたようだ。
大平氏自身も、近年の活動がフィリピン中心となっている理由として、映画やビデオ撮影でカメラマンを載せるドリーやクレーンを使った撮影の使い勝手や火薬量などの規制について挙げている。
フィリピンで作られるフィリピン映画も面白い!
ちなみに、フィリピン映画を見たことはあるだろうか?フィリピン映画には、ほとんどの作品に家族というテーマが強く出てくる。恋愛ものでは若い男女が2つの家族の間で悩む姿が描かれ、海外への出稼ぎものでもその中心には家族がある。
さらに、フィリピン映画の楽しみは家族だけではない。フィリピン映画では、金持ちの豪遊生活からシンプルな生活まで。マニラだけではなく田舎や大自然まで、フィリピンに住んでいても見る機会がきっとないであろうフィリピンの色々な表情を見ることもできる。
まとめ
このように、フィリピンには海外の映画人を虜にするような魅力がたくさんあり、フィリピン映画が映し出す家族像にはフィリピン大衆を大きく魅了するパワーがある。フィリピンの人と仲良くなるネタの1つとして、フィリピンで活躍する映画人の話をしたり、フィリピン映画を観て、笑い、泣いた話をしたりするというのもアリではないだろうか。
2014/11/04
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