フィリピンに増加している「緑のビル」
環境問題への取り組み
全国緑の評議会の幹部によると、フィリピン人は、複雑な環境問題に直面し、緑のビルの建設に過去30年間にわたり、関心を寄せてきた。
「緑のビルは環境に優しい新しい建築物だ。少ない電気と水を消費し、廃棄物を削減する[構造]を持っている」とフィリピンの緑のビル評議会(PHILGBC)会長クリストファー・デラ・クルス氏はマニラの地方新聞の取材に応えた。(ソース:Manilla Bulletin)
環境に優しい「緑のビル」
緑のビルは太陽光パネルを利用し、建物に入る熱の量を減少させる高性能なガラスで建築されているので、エアコンの利用を削減。
緑のビルの機能は、環境にやさしいエアコン、使用済みの水のリサイクル、小規模風力タービンの使用、緑の屋根などの構造が挙げ??られる。
緑のビル評議会にとって、緑のビルを建設する上での優先順位の1つが環境の保全だ。
現在、緑のビルは、大きな構造部品を組み立てるモジュール式の建設工法を使用。ビル建設で廃棄物の量の削減が配慮がされている。
「緑の雇用」創出
緑のビルの計画を念頭に置いて、汚染を減らすビルを設計するために、建築家、エンジニア、請負業者などが連携して取り組んでいる。
緑のビルの設計者は、環境や天然資源部門だけでなく、他の政府機関の部門とも連携し、法令に遵守する基準を満たす。
緑のビルの建設によって、新たな基準や製品やサービスが生じ、緑の雇用をフィリピンで創出している。
フィリピンでは、緑のビルの多くはセブ市とダバオ市、マカティ、ケソン市、マニラ、マンダルヨン市、タギッグなどにある。
フィリピンは現在、アジアの中でも高い電気料金のため、国の企業は主要な経費として電気代を扱う。電気代を削減する「緑のビル」に関連する企業は競争力を持っている。
フィリピン緑のビル評議会は自主基準を制定し、環境にやさしい優秀デザインのビルと呼ばれる独自の認定制度を使用。
公共事業道路省(DPWH)は、現在、国立建築法とその施行規則や規制に従う緑のビル法を起草中だ。
提案されている法規は、エネルギー効率、水や排水管理、廃棄物管理、材料や建設サイトの持続可能性や屋内環境の品質などに取り組む。
緑のビル法が適切に施行された場合、2030年までに歳入で35.2億の貯蓄をもたらす。
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