iPhone6/6 Plusの発売でフィリピンの事業に変革が訪れる?
9月19日から日本やアメリカなどの1次販売国で販売されて爆発的な売上となっているiPhone6およびiPhone6 Plusがフィリピンでも販売されることが決まった。
フィリピンの発売日は?
アメリカ現地時間で11月14日にiPhone6およびiPhone6 Plusの発売が開始されるのは、フィリピンの他、ブラジルやコロンビア、コスタリカやナイジェリアといった8か国である。
iPhone6およびiPhone6 Plusが1次販売国から2か月遅れ程度で、フィリピンで発売となる背景には、フィリピン国内におけるインターネット浸透率が格段に上がっていることが影響しているようだ。
??フィリピンのスマートフォン事情
2014年6月半ばに発表されたニールセンレポートによると、フィリピンのインターネット浸透率は2010年の27%に比べて52%となっており、過去4年間で約2倍となっていることが明らかになった。特にモバイル端末からインターネットにアクセスするユーザーは増加傾向にある。
フィリピンにおけるスマートフォン普及率は2013年時点で15%と、スマートフォンが発売されたばかりの日本のようにガラケーユーザーが圧倒的に多い。2013年時点で15%ほどしかいないスマートフォン利用者のシェアを見てみると、No.1は「サムスン(43%)」で、その次に多いブランドとして名前が上がっている「ソニー(7%)」や「チェリーモバイル(7%)」と比べると6倍以上の差が開いている。
2013年時点でのスマートフォン普及率は15%であるが、2015年には現状の15%の3倍以上にあたる50%になると予測されている。このスピード感は、インドネシアとマレーシアのスマートフォン普及率を足した以上に早く、日本のスマートフォン普及率と言われている54%にも近づく
?iPhone好きは若者や女性
現状、フィリピンでiPhoneを好んで使いたがっているのは若者や女性だ。持っているだけでおしゃれ感を演出できたり、コミュニケーションのネタとしてアプリが使われたりしている。その様子は、iPhoneが日本で発売されたばかりの様子を彷彿とさせる。
?まとめ
IDC Japanが発表した、2014年第1四半期(1月?3月)におけるスマートフォン端末の出荷台数実績によると、アップルが67.4%と、日本におけるiPhoneのシェアのほとんどを拡大させる傾向が続いている。
?2015年にスマートフォンの普及率が50%になると予測されているフィリピンでも、将来的にはiPhoneがスマートフォンの主流となる日が来るであろう。iPhone6およびiPhone6 Plusの発売を機に、流行を嗅ぎわけることが上手なビジネスマンは、iPhoneを利用した新事業を今後さらに強化していきそうだ。
?2014/11/06
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