2か月で8店舗展開と勢い増す飲食店の名物はあの日本食!
フィリピン・マニラでは最近、たこ焼き店『Sumo Takoyaki(スモウ タコヤキ)』が話題となっている。
『Sumo Takoyaki(スモウ タコヤキ)』は2014年9月に1号店を開店してから、2か月で8店舗まで増やすことに成功している。フィリピンにもたこ焼きを食べられる店があるというのに、なぜここまで急速に店舗展開ができるほど人気があるのだろうか。
理由1:本場をアピール!
まず、人気が出た理由の1つには『日本風』という本場感を味でしっかりアピールできた点は大きい。一般的に、フィリピンで食べることができるたこ焼きの多くには出汁が入っていないが、『Sumo Takoyaki(スモウ タコヤキ)』では『出汁』を入れたことで、しっかりと『日本風の本格派たこ焼き』をアピールすることができた。
理由2:値ごろ感がフィリピン向き!
また、フィリピンでは人気でも高級とされている日本食を、『出汁』入りの本格派たこ焼きなら手軽に良い値ごろ感で食べられるという点も大きい。『Sumo Takoyaki(スモウ タコヤキ)』で出されるたこ焼きは直径2cm程の粒が3つ入って28ペソ(約75円)だ。日本の場合、たこ焼き1つあたりの大きさには直径3.5cmや4.2cmなどいくつかパターンがあるが、それらと比較しても直径2cm程というのは小粒だ。しかし、高級イメージのある日本食を28ペソ(約75円)で食べられるというのは、所得がまだ高くない層にも受け入れやすい。
理由3:フィリピンの食生活にピッタリ!
さらに、小粒なたこ焼きが3つという量も、人気の理由の一つだろう。フィリピンの人の中には1日の中で軽食を何度も食べる人が多くいるため、たまには変わった軽食が食べたいと思っていた層の心をつかんだのであろう。
フィリピンのたこ焼きは進化中
『日本風』をアピールしている『Sumo Takoyaki(スモウ タコヤキ)』ではあるが、日本人から見ると「本当にたこ焼きのことを分かっているのか?」と疑問を投げかけたくなるたこ焼きも販売している。例えば、フィリピン五目焼きそば『パンシットカントン』のような、麺・野菜・肉などと一緒にまるで具の一部かのようにたこ焼きが混ぜられているものである。ここまで進化してしまうと、たこ焼きとは異なる新たなフィリピン料理だと思った方が良さそうだ。
日本からフィリピンに来たビジネスマンや観光客に『Sumo Takoyaki(スモウ タコヤキ)』を食べてもらったらどのような反響があるだろうか。きっと、その反響はブログやSNSにより世界に発信され、いつか『Sumo Takoyaki(スモウ タコヤキ)』目当てにフィリピンを訪れる多くの人を生み出すに違いない。
2014/11/27
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