世界遺産のビガン、新しい七不思議都市に決定!
世界遺産都市として知られているフィリピンのビガン市、南イロコス州ビガンは、12月8日、世界の新しい七不思議都市の一つ(N7WC)であると宣言された。この嬉しい発表を待つため、ビガン市役所前に集まっていた政府関係者、住民や観光客から歓声と祝福の声が上がった。
ビガンへのアクセスは、マニラから飛行機でラワグへ約70分、往復料金でPHP3,127(約7,500円)。ラワグからバスで約3時間でビガンに到着。
電子メディアを経由しての発表は、新しい七不思議都市(N7WC)財団のバーナード・ウェーバー社長が8日に行った。新たに宣言された他の都市はベイルート(レバノン)、ドーハ(カタール)、ダーバン(南アフリカ)、ハバナ(キューバ)、クアラルンプール(マレーシア)、ラパス(ボリビア)だった。
祝福の歓喜につつまれるビガン市民
世界七不思議都市キャンペーンは、220カ国から1,200候補都市がノミネートされ、2011年に始まった。7都市が宣言されるまでには、21都市が候補として選ばれ、さらに14都市に絞られ、SNSや電話投票を通じて、決定された。
ビガンのメディナ市長を始め、ライアン・ルイス・シンソン知事やルイス・チャヴィット・シンソン元知事らは、その夜のお祝いに駆けつけた。
ビガンの女性市長の祝辞によると、ビガンは1999年12月にユネスコの世界遺産に宣言された15年後の現在、世界の新しい七不思議都市として宣言された。 市長は、新たな七不思議都市の決定を受け、ビガンをさらに支援すると共に、世界中のすべての人々に感謝の意を表明した。
ビガン市長によると、新たな七不思議都市の祝賀式典は、芸術祭のビバ・ビガン・フェスティバルの期間中、2015年5月に予定されている。
ビガンの観光
七不思議都市の宣言に先立ち、グローバル・キャンペーンを行うため、世界中のフィリピン人を巻き込み、支援していたフィリピン観光省(DOT)は、世界七不思議都市としてビガンが決まったことを歓迎した。
七不思議都市に決まったビガンは、豊かな歴史とその文化遺産、経済の好況で観光の可能性をさらに広げるものと期待されている。
ビガンで有名なのは、1870年に建てられた邸宅、ヴィラ・アンヘラ・ヘリテージハウス。
トム・クルーズ主演のハリウッド映画「7月4日に生まれて」のロケに使われた邸宅がホテルとなり、人気を集めている。朝食付き1泊PHP1,500~2,800(約3,750~6,720円)で貴族の気分が味わえる。
フィリピン観光省は、年末には10万人の国際観光客を、2016年までに680万人の国際観光客の訪問を見込んでいる。
2014/12/10
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