フィリピンでのユニクロ旋風止まらず!店舗数も昨年同期比2倍に
寒さが増すにつれ、日本国内でもユニクロのフリースやダウンを着る人を頻繁に見るようになった。日本人ならユニクロの製品を何かしら1枚はもっているに違いないと思えるほど、今や日本を代表するファッションブランドとなったユニクロは、フィリピンでもその威力を増している。
2013年5月末には4店舗だった
フィリピンにユニクロが初上陸したのは2012年6月であった。そこから約1年後の2013年5月末には4店舗の展開に留まっていたものの、ここから店舗展開は加速し、半年後にあたる2013年11月末には6店舗増の10店舗展開となっていた。
その1年後、2014年11月末には19店舗と1年で倍の店舗数となった。12月に入ってからもマニラ市サンタクルスのSMシティ・サンラサロ店サウスウイングにフィリピン20号店をオープンさせるなど、出店は勢いを増している。
フィリピンの人にしてみると高級品?
フィリピンにおけるユニクロの価格を見てみると、実は日本国内における値付けとほとんど変わらない。この価格設定だけをみると、月収が数万円台という若者も多いフィリピンではユニクロが高級品のような位置づけになっているかもしれない。
一方で、マニラの若者の間で、日本のファッションは人気がある。また、日本からフィリピンを訪れる観光客の中にもユニクロブランドを身に付けている人も多く『歩く広告塔』の役割も果たしていることから、フィリピンの人はユニクロに『オシャレな海外ブランド』という印象を抱いているだろう。
目指すは『フィリピンで首位をとること』
今後、ユニクロはフィリピンで2015年2月末までに各地のSMモールなどに3店を出店し、合計24店舗体制とする方針だ。
元々、ユニクロは2012年6月の初上陸時に「数年間で50店舗出店、遠くない将来にフィリピン首位となることを目指す」との目標を掲げていた。2015年2月末時点で店舗数は目標の約半分まで到達する。さらに、壁やガラスで仕切られることなく外から店内が見えるディスプレー方法は、マニラを中心に店舗設計をする上で新たなスタンダードになる可能性も秘めている。
日本人にとってユニクロが欠かせない存在になっているように、フィリピンのオシャレな若者にとってユニクロが欠かせない存在になる日は、意外とすぐ訪れるかもしれない。
2014/12/16
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