フィリピンのジェネリック薬品(後発医薬品)
医薬品産業はフィリピンで最も急成長している産業の一つだ。フィリピンで家計の医療費(自己負担分)に対する医薬品の比率は46%で、貧困層の場合は55%に上る。医療費の自己負担分は経済格差と関係がある。病院にかかれない貧困層は、医薬品を自分で購入して使う割合が高くなっている。
台風被害の際に明らかになったように、農村部では、基本的医療などのインフラや政府のサービスの改良による恩恵を十分に受けていない。
急速な経済成長にあわせ、政府は医療設備を急いでリニューアルさせると共に、医療人材の採用や能力向上、医薬品・医療機器・ワクチンが全国各地で入手できるよう改善に向け、取り組んでいる。
エド・マンザノ(マカティ元副市長)もPRに協力
政府の国民医療改善の方針もあり、フィリピン芸能界の有名人、ローナ・トレンティーノ(女優)とエド・マンザノ(俳優・政治家)はフィリピン人の医薬品にたいする知識を高める新しいキャンペーンに協力している。
エド・マンザノは、1998年から2001年に、マカティ市の副市長を務めており、2004年からはアロヨ大統領の指名を受けて海賊版DVDを取り締まる政府機関であるオプティカル・メディア・ボード(Optical Media Board :OMB)の議長でもあった。
フィリピンでは政界と芸能界の関係が深く、エド・マンザノの妻は、スーパースターだった女優ビルマ・サントスで、現在、バタンガス州知事を務めている。
エド・マンザノとの間にできた息子のルイス・マンザノもフィリピンでは、売れっ子芸能人だ。
エド・マンザノは、ジェネリック薬品になじみの薄いフィリピンの消費者に対して、ジェネリック薬品は使用しても安全で効果的であることを保証するため、ワトソンズのジェネリック薬品をPRしている。
ワトソンズのジェネリック薬品は、特にクリスマス・シーズンも使い始めるには、非常にいい機会でもある。
フィリピン人にとって、クリスマスは1年のうちで最も重要で、最も大切な時間だ。
フィリピン人は、クリスマス・プレゼントに電子ゲームなどのガジェット、家電、旅行チケットのような新しいものをたくさん購入する傾向があるが、愛する身近な人々の薬には気をつかわず、けちけちする傾向があるので、医薬品会社は、キャンペーンにも力を入れている。
ワトソンズのジェネリック薬品は、糖尿病や高血圧を管理するのに使う通常の医薬品より安いという利点がある。
国内330店舗以上あるワトソンズのジェネリック薬品
女優のローナ・トレンティーノは、ふだん、自分の薬は独自の商品群がいろいろあるワトソンズのジェネリック薬品が便利なので、主に使っていると言う。
エド・マンザノも同様で、海外に行く時もワトソンズのジェネリック薬品を薬局で手に入れて家族のために持って行く。
芸能界で長年、活躍するベテラン俳優の二人は、仕事のために、自分の健康をより意識するようになってきたと言う。
ローナは健康に配慮して禁煙をしているように、エドも昨年から喫煙や飲酒をやめている。
ワトソンズは現在、フィリピンに330以上の店舗を持っており、今年は年末までに50店舗を増やした。
2014/12/24
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