長谷工マンションにGEフィリピン製のスマートメーターを設置予定
日本を代表する不動産会社のひとつ、株式会社長谷工コーポレーションは、最近、フィリピンで生産したスマートメーターの購入のため、ゼネラル・エレクトリック社(GE)との契約を締結した。フィリピンGE社の日本における販売代理店は、日本高圧電気株式会社(NKE)となる。フィリピンGEで生産される技術的に高度なソリューション(スマートメーター)は、東京、名古屋、大阪の「スマートマンション」と呼ばれる長谷工のマンションに設置される予定だ。
米国ゼネラル・エレクトリック社、アセアン諸国で事業展開
ゼネラル・エレクトリック社(GE)は、エジソンが電球を発明した後、1892年、アメリカで設立された世界最大のコングロマリット(複合企業)であるが、日本GEは、金融・不動産ビジネスに特化している。
日本では、電球を販売する会社や家電メーカーは過当競争気味なので、GEは本業で日本市場に参入する機会はなく、1999年にようやく、日本GEが設立された。
フィリピンでは全額出資子会社GEフィリピン株式会社が1935年に設立され、製造業、商社、サービス業などの幅広い分野で事業を展開している。フィリピンの産業発展は、GEの主要事業のほとんどの分野の発展と共に歩み、フィリピンでGEは重要な役割を果たしている。
GEは、フィリピン以外のアセアン(東南アジア諸国連合)諸国では、カンボジア、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイ、ベトナム、に進出。
GEは、エネルギー、ヘルスケア、水、運輸部門、および金融、メディアの分野でアセアン地域にサービスを提供している。
GEフィリピン製品の品質と技巧を日本の長谷工が高く評価
長谷工アネシス社スマートマンション事業部 の技術部 統括部長秋山哲男氏によると、グローバル・ブランドとしてGEを信頼しており、日本市場でスマートメーターの事業の開発に必要な専門知識をもたらすことになるだろうと言う。
長谷工による新たな導入計画は、昨年、発売されたマルチユニットアパート用の日本のスマートマンション評価システムと連動している。
スマートメーターの新しい評価システムは、経済産業省によって承認された一連の基準に基づいており、すべてのスマートマンションのエネルギー効率を評価するものだ。
スマートマンションは、エネルギーを節約するのに有用な情報を入居者に提供する予定だ。
GEフィリピンの最高経営責任者(CEO)JVエマニュエル・デ・ディオス氏によると、GEは日本の巨大な市場で、世界でもトップクラスの不動産会社、長谷工によって選ばれたことを非常に嬉しく思っている。長谷工は、フィリピンで生産されるGEのスマートメーターを信頼して購入。これはGEフィリピンの品質やフィリピン人の技巧を証明するものであると大歓迎している。
2014/12/26
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。