マニラが世界のトップ30都市の仲間入り
総合不動産サービス大手のジョーンズ ラング ラサール(JLL)グループ(本社:イリノイ州シカゴ)社の調査によると、マニラは最近、都市競争力と不動産の役割が評価され、世界のトップ30都市の一つにあげられ、次の十年間の世界的な商業用不動産の活動の焦点になると予測された。
JLLの世界300都市調査では、定期的に全世界で合計1600以上の主要都市のうち、グローバルな商業用不動産の活動の基盤である、世界300都市を選んでいる。
これらの300都市は、都市中心部の経済と不動産パワーとステータスを測定し、商業を誘引している指標に基づいて選ばれる。JLLの世界300都市のうち、さらに不動産商業活動が集中している上位30都市が選ばれる。
マニラは、商業用不動産投資が50%以上を占める
2014年、世界トップ30都市は、商業用不動産投資が合計50%以上を占め、初めてマニラが含まれた。
2014年度のJLL世界300都市調査によると、スペインのマドリードがトップ30都市から落ちてしまった一方で、アジア太平洋地域に不動産の重点が着実に移り、活況を呈す兆しを示している。
世界トップ30都市のほとんどは、2012年以来、代わりなく残っている中で、マニラはトップ30都市に新たに入った。 近年の急速な都市化が世界最大の都市のひとつにマニラを押し上げている。
高度経済成長期のマニラで不動産ブームは堅調
一言で言えば、経済発展が続いているマニラではより多くの人々が不動産を求めている。 かつて、日本の高度経済成長期に多くのサラリーマンが都市部のマンションや郊外に一戸建てを購入したような不動産ブームがマニラに到来している。
これまでのフィリピンように不動産が単独でただ販売されるのではなく、十分にインフラが整っている不動産で、信頼できる、持続可能な都市計画が練られ、実行されていることがマニラの不動産ブームの背景にある。
この前例のない不動産ブームは、約10年前から続いているが、中期的な予測としてもこの傾向は継続すると見られている。
東京、ニューヨーク、ソウル、ロサンゼルス、ロンドンは、JLLの世界300都市の調査では、世界最大の都市の経済規模であると共に、トップ5の不動産投資市場であると分析されている。
世界トップ30都市リストは、シカゴ、ワシントンDC、サンフランシスコのような米国の首都を含む成熟した都市グループと、ソウル、上海、北京、マニラのような新興都市グループに大都市を分類している。
JLL 世界300都市は人口、GDP、企業の存在感、キレイな空気の生活環境、商業用不動産の株式や不動産投資のボリュームを含んだ変数を基準に、各項目にある程度の重みをおき、リスト化している。
2015/01/12
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