今週のマニラ市内はこのために全てがこのために動いている!
フィリピン・マニラにおける今一番の関心事といえば、ローマ法王の来訪だ。フィリピンにローマ法王の来訪するのは1月15日。この日に向けて、フィリピン国内ではローマ法王を迎える準備に追われている。
街ではローマ法王を迎える準備が進行中
マニラ市内では1月12日に、主要道路の清掃作業が行われた。少しでもキレイな状態でローマ法王を迎えたいという気持からであろう。また、通りにはローマ法王の来訪を歓迎する大きな幕が飾られているだけではなく、メッセージ入りの飛行船まで登場している。
また、『ローマ法王フランシスコの人形』なるものを販売し始めた店もある。実年齢が78歳とは思えないような、あどけない表情で、顔にはローマ法王のチャームポイントとも言うべきメガネもかけられている。どのくらいの売上となるのか、注目したいところだ。
各種の規制にも注意が必要
ここまで歓迎されているローマ法王の来訪ではあるが、一部の人には不便を強いられるケースも出てきそうだ。
例えば交通規制である。ローマ法王は15日午後5時45分にパサイ市ビリアモール空軍基地に到着する予定であるが、マニラを中心とした主要道路は15日午前0時01分から閉鎖される。普段から交通渋滞が恒常化しているマニラにとって、主要道路が使えないというのは死活問題だ。
空路も規制対象となっている
マニラにあるニノイ・アキノ国際空港(NAIA)の滑走路が一時閉鎖されることを受けて、フィリピン航空はマニラと日本(羽田・関西・福岡)を結ぶ便のうち7便が欠航することを明らかにしており、搭乗予定日から30日以内の運行便への変更や手数料無料での払い戻しを受け付けている。セブ・パシフィック航空でもマニラと日本(名古屋・関西)を含む4便が欠航となっているほか、フィリピンの国内線も欠航が決まっており、その数は国内外の便をあわせて202便にも及ぶ見込みだ。
1月19日まではローマ法王一色に
歓迎ムードもありながら、規制の影響も受けそうなフィリピン・マニラではあるが、「1年の半分以上をクリスマスに費やす」と言われている程、キリスト教信者の多いフィリピンにおいてローマ法王を迎えるということは、これ以上もない喜びであろう。1月18日にはリザル公園でマニラ市民参加のミサもとり行われるということなので、マニラでの『ローマ法王フィーバー』はまだまだ続きそうだ。
2015/01/15
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