三菱自動車、20億ペソのプレス加工工場の計画
三菱自動車は、過去50年以上にわたりフィリピンで操業しており、フィリピン工場で累積生産した台数が50万台を超えた最初の自動車会社だ。
フィリピン政府は、自動車産業の誘致政策を確定
三菱自動車は、フィリピン、ラグーナのローザ駅の旧フォードモーター社の組立施設21.4ヘクタールを買収し、操業に向け、設備改良に30億ペソの投資をし、プレス加工工場の稼働に20億ペソの投資を計画していると、先日、発表した。
フィリピンでの三菱自動車の新しい本社として、今後はラグーナで生産していく予定だ。
フィリピンにおける重要な自動車産業の投資を呼び込む特別なインセンティブ・パッケージ(誘致政策)を自動車業界に提供するプログラムの最後の仕上げにあると政府関係者は発表した。
アルバレス三菱自動車工業フィリピン(株)取締役副社長によると、ラグーナにおける30億ペソの投資は最小限のものであり、包括的自動車復活戦略プログラムが大統領令として施行された後、追加投資が行われる計画であることを強調した。
同社によると、30億ペソの投資には、フィリピン国内工場で最新鋭の設備であるマルチカラー塗装工場の5億ペソの投資が含まれている。
ルネ・アルメンドラス大統領府長官は、包括的自動車復活戦略プログラムは目下、大統領令を策定中で「最後の仕上げ」の段階であることを記者団に語った。
アルバレス三菱自動車フィリピン副社長は30億ペソの投資はすでにフォードモータースの設備や建物の旧設備の取得原価が含まれていることを付け加えた。三菱のリサール州カインタの古い工場では、年間30,000台を製造していたが、新工場は年間5万台の製造能力を持っている。
三菱自動車の新しい組立工場のオープン式典で、アキノ大統領は、来賓ゲストとして、国の堅調な経済成長への自動車産業の貢献を認識していると祝辞を述べた。
20%のシェアを誇る三菱自動車の売上は、2014年に15%増加
三菱自動車はフィリピンでの生産·販売の事業展開を通じて事業基盤の強化を計画している。 同社は、フィリピンでの20%の自動車市場シェアを維持するために、2020年までに年産10万台の売上を達成する目標を掲げている。
これまでのところ、フィリピンでは、アドベンチャーとL-300という2つの車のモデルを組み立てている。 2014年に三菱は、48793台を販売し、2013年の売上に比べて15%以上、増加している。
ちなみに、東南アジア諸国連合(アセアン)でタイ三菱自動車は累計輸出台数200万台を生産し、タイ国内での累計販売はすでに140万台に達している。
三菱自動車(株)益子修代表取締役会長によると、フィリピン市場はアセアンの最も重要な市場で最も成長することが期待されている。 そのため、フィリピンは、同社のアセアン事業の柱の一つとして位置づけられており、フィリピンの自動車産業と雇用創出の発展に貢献するために最善を尽くしていくと、オープン式典で益子会長は、抱負を述べた。
2015/01/30
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