東海理化(トヨタの部品供給工場)、ラグナ工場の生産を50%増加
東海理化株式会社は、日本を代表するメーカーの1つで、世界中で販売されているトヨタへ自動車スイッチを供給する最大の部品会社である。先日、同社はフィリピン工場で50%生産量を増やし、自動車のスイッチの多種多様な製品ラインを拡大する10億ペソの工場の開設を発表した。
東海理化の一部の製品は、日本では、トヨタ、スズキ、マツダに供給されている。東海理化は名古屋に本社があり、自動車スイッチの最大の顧客であるトヨタのお膝元の企業でもある。
現在、東海理化は15カ国に33の子会社を持っている。
ラグナ工場で300人を新規雇用、月産200万個に
ラグナ(マニラから車で約2時間)にあるローザ駅のトヨタ工業団地内にある新しい工場は、北米やアセアン市場での強い需要に照らして自動車部品の供給要件を満たす部品を製造している。
東海理化フィリピン(TRP)は、ラグナのローザ駅にあるトヨタの工業団地の内部にもつ2ヘクタールの施設の4度目の拡張をする。
この生産工場の増産により、今後3年間で1億ドルの輸出が見込まれている。東海理化フィリピンは、既存の982人の労働者に加えて、新たに300人を雇用する予定。
東海理化フィリピンは、世界一の自動車用スイッチ生産者になるために照準を合わせている。
新工場の操業により、東海理化フィリピンの月産量は現在の140万個から200万個に増えるだろう。ラグナで製造される自動車のスイッチは、バックアップランプスイッチ、タイヤ·モニター·スイッチ、パワーシートとブロワースイッチなどの小さな自動車のスイッチ10種類を含んでいる。
東海理化フィリピンはまた、10種類のレバー・コンビネーション・スイッチと、6種類6つのパワーウインドスイッチを製造する。新製品のコンビネーションスイッチの生産は6月に開始される計画だ。新製品は、マルチファンクション・ステアリングホイールスイッチを含む。
フィリピンからトヨタ米国やインドネシアの日本車工場に部品輸出
フィリピンで製造される部品の大部分は、トヨタ、GM、フォード、スバルの北米工場に輸出されている。米国向けの総輸出額の70~80%は、トヨタ米国が占めている。
東南アジア諸国連合(ASEAN)においては、自動車スイッチの大半は巨大なインドネシア市場向けで、快進撃を続けるトヨタ、スズキ、マツダの自動車生産に供給される。
小さな自動車スイッチ部品は、トヨタ・モーター・フィリピンのイノーバとヴィオスの地元の組み立て工場に供給されている。
2015/02/11
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