日本とは少し違うフィリピン・マニラのバレンタイン事情
2月14日に向けて、世界のいたるところでバレンタインデーに向けた盛り上がりが過熱している。
フィリピンのバレンタインデーは日本と逆?
日本におけるバレンタインデーは女性がチョコレートを使って想いを告白する日ということになっているが、フィリピンでは少し異なる。フィリピンでは男性が好きな女性にバラの花束をプレゼントして想いを告白するのだ。
このような風習を感じられるのは、バレンタインデーの直前である。赤いバラ1輪を大切そうに持って花屋から出てくる人を本当によく見かける。バレンタインデーは男の人が想いを伝えるイベントとしてはクリスマスに次いで大切にされているので、バラの花はもちろん、長い時間をかけて女性に喜んでもらえそうな演出を考えるのだ。
バレンタインデーに合同結婚式も!
フィリピン・マニラでは2月12日、バレンタインデーに関連したイベントのひとつとして政府機関が企画した合同結婚式が行われた。少なくとも700組のカップルがウエディングドレスにタキシードといった結婚式で着るような衣装を身にまとって、生涯変わらぬ会い意を誓っていた。
このような、バレンタインデーに関連した合同結婚式イベントは過去にも全国各地で行われている。
この合同結婚式に参加すると結婚を記念した写真を撮影してくれるのはもちろん、結婚祝い品として指輪などがプレゼントされるケースが多い。ちなみに、2014年の2月にフィリピン南部の都市・ダバオで開かれた合同結婚式では、参加したカップルに向けて、賞金(2万5000ペソ)付きロット(宝くじ)や新居が当たるという夢のようなくじが実施されている。合同結婚式に参加したら新居や当たるかもしれないロット(宝くじ)がもらえるというプレゼント規模の大きさは、フィリピンの好景気を象徴しているかのようだ。
マニラの街にはいつも以上の熱気が!
今年も、マニラの街には、プレゼントにされるのを待つたくさんの赤いバラやハートの形をした赤い風船などが溢れている。長期間練りに練ったサプライズで想いを寄せる女性を射止められるかどうか。いつも熱気あふれるマニラの街には今、愛の熱量がいつも以上に感じられる。
2015/02/14
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