マニラにカジノリゾート『シティ・オブ・ドリームス・マニラ』がオープン
フィリピン・マニラのウォーターフロントにカジノリゾート『シティ・オブ・ドリームス・マニラ』がオープンした。2010年にオープンした『リゾート・ワールド・マニラ』に続き2か所目だ。
マニラで2か所目となるカジノリゾート
『シティ・オブ・ドリームス・マニラ』には『ノブ』『クラウン』『ハイアット』といった3つの高級ホテルが併設されたほか、ゲームのできるテーブル数が約380台、スロットマシンも1700台備えられている。
また、フィリピン政府は、今回の『シティ・オブ・ドリームス・マニラ』オープンによって、新たに5000人を超える雇用を創出したという見方を強めており、『シティ・オブ・ドリームス・マニラ』を含むマニラのカジノ売上はこれから10年間でアメリカのラスベガスを超えられるという自信ももっているようだ。
マニラがカジノ世界一になるチャンス到来!
実は、2008年に世界1位にまで成長したマカオのカジノ市場は、成長が伸び悩んでいる。2015年1月の売上は29億7000万ドルと8か月連続で下落している他、2015年1月の売上高は前年同期比で17%減という急落ぶりだ。
その理由として様々な要因が考えられるが、そのひとつはギャンブル収入に賦課される税金の率にありそうだ。マカオの税率は40%である。フィリピンの人はもちろん、日本・中国・韓国からカジノで遊ぼうという旅行客にとっても、かなり高い税率だと感じるのではないだろうか。
一方、フィリピンにおけるギャンブル収入に対する税率は15%だ。ギャンブルをする人にとってはこの税率はかなり魅力的に映っているようである。実際、フィリピンが2014年にギャンブルを通じて得ることができた純利益は約25億ドルと、フィリピン経済と同じように右肩上がりとなっている。
2015年は2014年の純利益に、今回オープンした『シティ・オブ・ドリームス・マニラ』での利益が加算されることになることから、世界一位のカジノ・マカオを抜く日はもっと早くやってくるに違いない。
マニラの盛り上がりから目が離せない!
マニラのウォーターフロントに作られようとしているエンタテイメントリゾートの中核をなすカジノリゾート4つのうち、2つが完成したことになる。マニラのカジノリゾートによってフィリピン経済が刺激され盛り上がることは間違いなさそうだ。
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