住宅市場に特化したダイキンの売上は、2014年に170%急増
日本のエアコン・メーカーのダイキンは、2014年の総売上高は堅調に170%増加した。
同社は、住宅市場を占有しているウィンドウ・タイプの空調ユニットの年間需要46万ユニットよりさらに大きなシェアをターゲットにして、小容量分割型空調ユニットを導入したことが成功の要因だ。
2015年は、20億ペソの売上高を目指している。
小型エアコンの新機種で大ヒット
ダイキン・エアコン・フィリピン社の林原龍太・営業部長によると、会計年度は3月末だが、2013年度の売上をはるかに超える170%増となった原動力は、エアコン機種VRV
IV-Sを市場に導入し、本年度の総売上高は15億ペソのヒットを記録した。
2015年は、20億ペソ売上目標のうち、30%が住宅事業分野としている。
同社によると、ダイキンのインバータ技術とその新しい冷媒R32を搭載した小容量分割型ルームエアコン0.5 HPと0.8 HPのモデルを、今年4月よりD SMARTとして販売する。
市場価格は、0.5 HPユニットは26,000ペソで、0.8 HP ユニットは28,000ペソだ。
電気代30%を節約するインバーター・エアコン
ダイキンの新規導入のユニットでは、ユーザーは10平方メートルの部屋で冷却能力がある分割型ユニットを低コストで購入できる。
これらの新しいユニットの最大の特徴は、容量が小さいので、ダイキンのインバータ技術で少なくとも30%電気代を節約できる。
同社の経験に基づくと、ダイキン製品を購入した顧客は、電気代を節約できるので、1年以内にエアコン製品に支払った代金を回収することができる。
ダイキンの新しいモデルは、部屋の空調システムを近代化し、フィリピンの新築コンドミニアムをさらに、見栄えのよいオシャレなものにするだろう。
同社は、ウィンドウタイプのエアコンで巨大な需要のある市場で大きなシェアの獲得をめざしている。
フィリピンでも、環境に優しいエアコンへと移行中
日本では60年代を通して、電気代のかかる、エアコンの音がうるさい製品は徐々に廃止され、環境に優しい製品へとウィンドウ・タイプは変わって行った。
同社の新しい機種VRV IV-Sは、より広い室内を冷却し、室内で取り付けがしやすく、室外機を軽量にしている。
新しいエアコン・システムは現在、機種として4,5,6,8及び9 HP室外機で利用可能で、14台の室内ユニットを接続できる。
VRV IV-Sシステムの新しいデザインは機種4 HPと5 HPで、高さは9.9センチほど小型に最適化されている。壁掛け型から床への取り付け型まで、VRVシステムは15種類、室内ユニットで81モデルを揃えている。
2015/3/9
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