8月のOFW送金額とは?
フィリピン中央銀行が8月のフィリピン人OFW(出稼ぎ労働者)を含む在外フィリピン人からの送金額を発表いたしました。
その額は、約20億4400万米ドル。5年連続で上昇していたのが、前年比0.6%減の結果となっています。
その主な理由として2つ挙げられます。
1.滞在先での国の貨幣が対米ドルで安くなった結果、送金額が幾分減少。
2.8月28日に起きた”ノー送金デー”の影響。
”ノー送金デー”とは、OFWなどが頻繁に利用する、フィリピンの実家に食品や、衣服を送る、免税宅配サービスの「バリックバヤン・ボックス」に対して、フィリピン税関局が開封検査を行うと、8月に発表されました。
それに対する、フィリピン人の抗議の姿勢として、送金を中止する、ノー送金運動に発展したのです。
結果的に”ノー送金デー”などの運動もあってか、開封検査は撤回されたのですが、その影響もあってか、8月全体としては、幾分送金額が減少した結果になっています。
それでも今年1月から8月迄の送金額は、約162億米ドルとなり、前年と比較して約4.1%増。
今年2015年全体としても、前年比増加は、ほぼ確実となってきました。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。