フィリピン・ルソン島のコンビニがファミリーマート一色に?
フィリピンで日本のコンビニ大手・ファミリーマートが出店を加速させることが明らかになった。
2018年までには500店の出店を目指すそうだ。
コンビニの海外進出状況
コンビニの海外進出として最も早かったのは、日本のコンビニ最大手であるセブンイレブンである。2004年に中国・北京に出店したのち2014年6月現在2022店舗まで拡大しているほか、タイには7816店舗、韓国にも7055店舗とアジアの新興国を中心に進出を続けている。
そのようなセブンイレブンに次いで海外進出数が多くなっているのがファミリーマートである。2014年9月末時点でファミリーマートの海外店舗数の中で最も多いのは台湾(2933店舗)で、タイ(1135店舗)、中国(1222店舗)と続く。
ファミリーマートのフィリピン進出5カ年計画が明らかに
ファミリーマートが成長著しいASEAN新興3か国(ベトナム、インドネシア・フィリピン)の中で最後まで未進出であったフィリピンに初進出を遂げたのが2013年4月であった。その後、フランチャイズ加盟店募集を始め、2014年9月末時点では63店舗まで増えている。
ファミリーマートは2014年末までに首都マニラがあるルソン島を中心に100店舗まで増やし、2018年までに500店舗の出店を目指していく。フランチャイザー(本部)がフランチャイジー(加盟店)に対して商品の仕入れ先・仕入れ方法や商品管理システム・広告といった販売促進活動など幅広くビジネスのノウハウを提供するフランチャイズ方式で出店拡大をはかることで、首都マニラがあるルソン島以外にファミリーマートが出店する可能性も秘めている。
日本のコンビニ最大手であるセブンイレブンにもフィリピンには1121店舗出店しているが(2014年6月時点)、2018年までに500店舗達成というファミリーマートの出店計画が順調に進むと今後5年以内にセブンイレブンの出店数の半数にまで到達する勢いである。
まとめ
日本国内に住んでいてもコンビの存在はなくてはならないものである。また、近所に同じような店舗があってもいずれは飽きが生じてしまいがちである。フィリピンにおけるファミリーマートの出店計画は、現在フィリピンに住んでいる日本人はもちろん、これからフィリピンに住みたいと思っている人にとっても朗報だ。
2014/10/15
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