日本とフィリピンの外交について
2014年?に安倍首相はフィリピンのアキノ大統領と首脳会談をしたのだが、その際に何が話し合われたのであろうか、詳細を補足と共にまとめてみた。
まずは安倍首相から今後も良好な両国関係を続けて行きたい意向を交換すると共に、近年問題になっている南シナ海の情勢について意見を述べた他、アジア地域に於けるアメリカの立場にも言及した。
この際に安倍首相はアキノ大統領に積極的平和主義に於ける集団的自衛権のアイディアを未だに検討中である説明した。
近年緊迫しているアジア諸国と中国の関係を背景に、実際に中国と交戦した場合にどこまで協力できるのか-その問いに対してはっきりとした回答をしなかったのには、未だ根強い国内の反発もある。
現在日本に於ける集団的自衛権の解釈は、<日本と密接な国に武力行使が行われ、かつその結果日本国民に危害が加わる事が明白な場合に必要最低限の武力行使を行う>とされているが、日本国憲法第9条の信念に反するものであるとして反対する声も多い。
またフィリピン国内でも集団的自衛権に関しては否定的な意見も少なくない中、アキノ大統領は両国の共通目標である平和に近づけるのであれば、と安全保障の観念から、集団的自衛権を支持した。
また経済分野の話し合いでは、日本に於ける高齢化による人口減少に伴い、将来的には、より高いレベルでフィリピン人を含めた外国人を受け入れていく上での国家戦略特区の概案や、介護福祉士や看護師などの技能学習制度についても、今後はより幅広い分野の職種に於いて外国人を受け入れていく方針を伝えると共に、フィリピンからの研修生も今後とも歓迎するとの意を伝えた。
その他の項目では今後フィリピン人に対しての査証を緩和する見通しであったり、ミンダナオ島での支援についても今後とも継続していく姿勢であると述べた。
2014/10/23
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