マニラで新カジノオープン~世界のギャンブルハブへ~
2015/02/04
2月2日、マニラのウォーターフロント地区に、カジノリゾート「シティ・オブ・ドリームズ」がオープンしました!!
2月3日のウォールストリート・ジャーナルの記事によると、フィリピン娯楽賭博公社(PAGCOR)は10年間で100億ドル(約1兆2000億円)の収入を見込んでおり、予想通り行くならば、ラスベガスやシンガポールを上回ります。
また、雇用面においても好影響があり、この施設で5000人分の仕事が新たに出来たそうです。
カジノといえばマカオを思い出しますが、マカオは中国政府が汚職取締りを強化したため、2014年は前年度比2.6%のマイナスとなりました。規制が強化され、新天地を求めるハイローラー(超富裕層顧客)を取り込めるならば、一気に加速して行くでしょう。
しかし、そうは簡単にいきません。中国とフィリピンの間には領土問題があり、また、中国政府が治安を理由に渡航延期を勧告しているためです。
それでも、マカオのカジノ会社メルコ・クラウン・エンターテインメント(新濠博亜娯楽)がこの「シティ・オブ・ドリームズ」を運営しているのですから、中国人にとっても馴染み深くなるのではないでしょうか。
日本もカジノをやろうという構想がありますが、まだ、確たる決定はありません。外国人しか入れないとか、江戸時代の出島を思わせるような意見もありますが、とにかく決定が遅いです。
もし、将来的にやることになっても、マカオ、マニラ、シンガポール、そして仁川といったアジア各国と競争していかなくてはなりません。
今はオリンピックが2020年までの未来を明るく照らしていますが、今後こういうアジアの勢いにどう向き合っていくのか、実際に現地に行って考えてみるのもいいかもしれませんね。
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