フィリピンで地デジ日本方式の放送が正式に開始される
2015/02/13
今週11日より、地デジ日本方式(ISDB-T)のデジタルテレビ放送がフィリピンで正式に開始されました。
地デジ日本方式は、ワンセグ放送によって、移動中のテレビ視聴や安定的な電力供給が困難な地域におけるテレビ視聴ができるという利点があります。それに、テレビを通じて文字やイラストを用いた情報伝達(データ放送)が可能であることから、行政の電子化や遠隔教育、災害対策に活用することもできますので、同国が抱える社会問題の解決に貢献することが期待されています。
本日の話題は、昨日のインフラ輸出の話題と重なります。
総務省の資料によると、日本方式を取り入れた国は、これで17カ国目(日本含む)だそうです。
デジタル放送は、日本方式、欧州方式、中国方式、米国方式の4つがありますが、欧州方式が73カ国と一番普及しております。この前の高級自動車もそうですが、マーケティングはいつも欧州が一歩前を行くという感じがします。
日本方式は、災害対策に優れているので、台風被害の多いフィリピンにおいても役立つはずです。これが、テレビなどの受信機やソフトウエアなどで日本企業の商機につながるといいですね。
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