マニラ港の貨物滞留問題は完全に解決した?
2015/03/03
以前の記事の続報になります。
本日のマニラ新聞によれば、アルメンドラス内閣長官がマニラ港の貨物滞留問題を完全に解決したと宣言したことが紹介されています。
記事によれば、2014年11月以降、貨物の搬出入スピードが上がり、直近の3週間で同港を利用した貨物船は、すべて待たされることなく予定通りに業務を進めることができたとあります。
フィリピンは昨年2月から9月まで日中のトラック通行を禁止して、物流が停滞する大問題が起きました。アルメンドラス内閣長官は規制解除を強く訴え、昨年9月に解除し、物流が改善されました。
経済格差も物流もそうですが、革命的な政策はすぐに破綻します。フィリピンは人口が増大し、経済も拡大していますから、これからも流通が懸念材料になりますが、道路整備やトラック自体の性能向上等で対応していくしかないでしょう。
2014年6月、ベニグノ・アキノ3世大統領を議長とする閣僚会議(NEDA理事会)が、「インフラロードマップ」をマスタープランとして正式に承認しましたが、ここには、JICAの技術的協力があることが明示されています。
この資料に「首都圏と郊外を結ぶ鉄道と、ニュータウンの開拓が必要」だと書かれていますが、こういうところからも不動産投資のチャンスがあるということが分かるのではないでしょうか。
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