フィリピンのあのファストフード店は、なぜマクドナルドより人気があるか?
2015/03/16
フィリピンで一番有名なファストフード店は何でしょう?
そう聞かれれば、多くの人がジョリビーと答えるのではないでしょうか。
アンパンマンに出てきそうなマスコットキャラクターが目を引きますが、フィリピンではマクドナルドやケンタッキーフライドチキン以上の人気があります。フィリピン経済・金融・投資情報の記事によれば、2014年6月時点で、ジョリビーはフィリピン国内で839店、マクドナルドは422店で、2倍近くの差があります。
それはなぜか?大きく2つ考えてみます。
1. メニューと味付けがフィリピン人好み
ジョリビーには、パスタやライスが普通にあります。ご飯と一緒に食べるのが日本と同様に大事にされています。
それに、パスタのソースなどが甘めになっています。日本人にすると、もう少しピリ辛になるといいんじゃないかと思います。
フィリピンのマックにもパスタやご飯がありますが、日本には無いことから考えると、ジョリビーに追随した形なのではないでしょうか?
2. 値段が安い
パスタが50ペソだったり、ハンバーガーが30ペソ程度であったりと、日本では考えられない値段設定です。とはいってもマクドナルドも相当安いです。100ペソ(280円)でハンバーガー、ポテト、ジュースが付いてくるんですから、日本の半額近い値段です。
・・・とはいっても、そこまでマックと差別化はできてないようです。味付けが現地に合っている、それに、フィリピン人経営という点が明暗を分けているのかもしれません。(両社2桁台の成長を見せていますので互いに牽引し合っている感じというのが適切なようです。)
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