あのビール会社が244%の大幅増益決算を上げる
2015/04/02
フィリピンを旅行するときは水には注意するべきと、どのガイドブックにも書かれていますが、そこのところへ行くとビールは気軽に飲めます。
どのレストランにもビールはありますし、アルコールなので殺菌効果も期待できそうです。
(実際は、ビール程度のアルコール濃度では殺菌効果は期待できないそうです。しかし、低アルコールで炭酸のビールは、胃や腎臓を活発化し、ストレス解消にもなります。だから、旅行中のビール、仕事後のビールは美味しいわけです。)
フィリピンでビールを飲むと大抵銘柄がサンミゲルで、ほとんど独占状態なのではないかという印象さえ抱かせます。
日本にもサッポロ、アサヒ初め多くのビール会社がありますので、「進出できないのか、さびしいな」と思う方もいるかもしれませんが、実はキリンがこのサンミゲルに48%も出資しており、フィリピンの食卓を彩るビールにかなり深く関係しているのです。
サンミゲルはビールや食料会社として有名でしたが、2000年以降に多角化し、電力や石油といったエネルギー事業、道路や水道などのインフラ事業を手がけるなど、フィリピンを代表するコングロマリット(複合企業)になりました。
3月26日、2014年の経常純利益が244%増の279億ペソだったとホームページで発表しました。2013年の法人納税額の第3位に入っています。フィリピンの経済成長の流れに大きく乗っているというわけです。
この企業のビールを飲むときに、出資企業のキリンのこと、サンミゲルが多角的経営をしている成長企業であることを思い出してください。
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