フィリピン自動車業界が第1四半期で22%の成長
2015/04/27
3年連続でフィリピン自動車業界は販売台数の記録更新を続けており、第1四半期(1~3月)の売り上げは62,882台に達し、初めて6万台を超えました。この記録は、先月の第1四半期の売り上げ51,722台を22%上回っています。
フィリピン自動車工業会(CAMPI)とトラック製造者協会(TMA)のレポートによれば、先月の売り上げの25,051台が、今期の成果に大きく影響しているとのことです。この数字は、去年2月の売り上げ20,663台を14%、3月の売り上げ19,215台を23%上回っています。
今年度中の乗用車の売り上げは25,051台で、去年の第1四半期の18,127台の売り上げから38%伸びました。
乗用車の販売台数は、自動車全体の38%を占めており、2012年の29%から現在は40%にまでなっています。ロンメル・グティエレスCAMPI代表は、「2015年の計画にあるように、BPO市場の拡大によって準小型車の売り上げが伸びたのが一因だ。自動車産業は引き続き、適正な商品構成と魅力的な融資パッケージでこの需要に応えていく」と話しました。
商用車は、全体の売り上げの60%を占めていますが、37,831台になりました。これは、去年同期の売り上げ33,595台より13%高い数字です。商用車のカテゴリーにおいて、トラックとバスは706台を売り上げていて、去年の419台より69%も伸びています。グティエレス氏によれば、これは、政府の景気浮揚プログラムに応じた公共部門の援助拡大によるものだということです。
富裕層向けの売り上げは、510台になりました。3つのブランド(BMW、メルセデスベンツ、レクサス)全てが去年の同期より驚異的な伸びを見せ、中でもレクサスは73%伸びました。
この結果により、自動車業界は年間の売り上げが310,000台に達すると見込んでいます。2015年の売り上げでは、トヨタが44.2%、次に三菱が18.8%、フォードが8.4%となっていて、その後がいすゞの7.9%、ホンダが5位で6.3%となっています。
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以上が、フィリピン自動車工業会のレポートの全訳です。自動車業界が好調であること、それに、日本勢が好成績を出していることを示しています。
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