フィリピンの輸入額が年間で最速の増加を示す
2015/04/28
政府の速報値によると、フィリピンの商品輸入は2月に11.2%増加した。これは、1月のスランプから回復し、過去1年間で最も速いペースの成長であることを示している。
フィリピン統計機構(PSA)は、去年の2月の輸入額47,88億ドルから53,26億ドルにまで増加したと報告した。
2015年2月の輸入額の増加は、2014年1月の12.4%という記録的落ち込みを取り返したかたちとなっている。
2月の11.2%という増加は、昨年1月の24.4%という記録から最も高い数字だ。
しかしながら、今年2ヶ月間の累積輸入額は、去年の107,43億ドルから1.8%落ちた105,45億ドルになっている。
<電気製品が上位7位の中でもトップ>
フィリピン統計機構(PSA)のデータは、2月の輸入額の増加は輸入品上位10項目のうち7品目の需要が強かったことが原因であることを示している。7項目とは、つまり、雑品(機械のスクラップ)、鉄鋼、電気製品、穀類、その他食料品と動物、産業機械と設備、プラスティックである。
電気製品の輸入額は18.54億ドルで、2月の全輸入額の34%を占めており、前年度の13.02億ドルから42.4%増加した。
<力強い経済活動>
国家経済開発庁(NEDA)は、電気製品の輸入増加は、建設業と工業における健全な経済活動の成果だと言及した。
国家経済開発庁の次長ロナルド・ツングパランは、この電気製品の需要の伸びは、国内の民間消費と投資について楽観しても良いことを示していると、注意を促した。
中国は、2月の合計輸入額の16.3%を占めトップになっている。その後が、アメリカ、台湾、シンガポール、日本、ドイツ、韓国、マレーシア、インドネシアとなっている。
________________________________________________________________________
以上が、マニラタイムズの記事の全訳です。内需が大きいことを示しています。この旺盛な消費が、日本企業進出の理由ですね。
フィリピン・マニラでハイクオリティな日本式リノベーションを。
Tokyo Grand Renovationは、あなたにふさわしいリノベーションをお届けします。