3月の工場生産が前年度比5.2%増加する
2015/05/09
フィリピンの工業生産が前年以来、最も早い勢いで増加している。これは、国内需要が食料品業の生産を急増させたためだと、来週の見通しの中でムーディーズが分析している。
直近の週間レポートによると、ムーディーズ・インベストメント・サービスの経済調査部門は、先月の4.4%の増加から、約5.2%増加すると言っている。
去年の3月は、工場生産が、前年度比0.1%の縮小であった。
フィリピン国家統計局(PSA)は、来週、工業生産の予備データを発表する予定だ。
「フィリピンの工業品は、2月の4.4%から3月でさらにペースを上げた。国内需要が強く、食料品の生産は増加し、工業生産調査では一番大きな産業になるだろう」とムーディーズの分析に記載されている。
「化学石油品は原油価格の下落で前年度増加率と競っているが、石油の国際的な値段が決まることで、おそらく谷になるだろうう」と、その調査で注意を促している。(石油の値段が元に戻るということで、値段が高くなり、化学石油業の生産が落ちるだろうということです。)
2月には、前年度以来、最速の月6%の増加と比較して、工業生産は4.4%の増加とペースがダウンした。
木曜日は、国際金融機関(IMF)が、去年第1四半期の6.9%の成長率から、輸出のペースダウンに伴う製造業の減速が、2015年の第1四半期のフィリピンの国内総生産(GDP)の成長を鈍化させたかもしれなかったと言った。
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上の記事は、マニラタイムズの翻訳です。輸出は減少したが、国内需要の増加で製造業は活況で、GDPにもダメージはなかったというお話です。
フィリピンは国内需要が強いですから、魅力的な市場であることは前にもお話しましたが、製造業も好調なわけです。労働力が豊富で、需要も高いというのは、市場としてやはり魅力的でしょうね。
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