フィリピンと日本の観光競争力
2015/05/11
世界経済フォーラム(WEF)は6日、最新の「旅行・観光競争力報告書」を発表しました。
世界141の国と地域を対象にした調査結果で、日本は2013年度より5位アップした9位になりました。一方、フィリピンは、前回調査から8位上昇した74位でした。
世界経済フォーラムのサイトに世界地図があり、これを見ると自分の気になる国の順位が簡単に分かります。(詳しくはコチラ)
ざっくばらんに色分けされていますが、どういう国が観光しやすいか分かります。
外国に旅行する時、一番気になるのがやはり治安です。
その次に観光資源の豊富さ、旅行のしやすさ、物価の高低などが気になってきますが、それを加味するとこんなマップになるのではないでしょうか。
調査項目は、14分野90項目にも及びます。
調査項目 フィリピン 日本
ビジネス環境 60位 27位
安全性とセキュリティ 128位 22位
健康と衛生 91位 13位
人的資源と労働市場 62位 15位
情報通信網の整備度 86位 9位
観光・旅行産業の優先度 27位 20位
国際的開放度 29位 16位
価格競争力 24位 119位
環境の持続可能性 122位 53位
輸送インフラ 67位 19位
陸上・港湾インフラ 93位 17位
観光サービスインフラ 82位 75位
自然資源 49位 30位
文化資源 62位 6位
順位はこのようになっています。安全性とセキュリティ、環境の持続可能性、陸上・港湾インフラの整備が待たれます。
自然資源は、パラワン、セブなど、素晴らしい場所がありますから、まだまだ上昇余地はあるのではないでしょうか。今後に期待です。
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