韓国の中小企業銀行がフィリピン支店を設立
2015/05/15
今週二度目のフィリピン・韓国関連のニュースです。
フィリピン中央銀行(BSP)は、今週木曜日、韓国の中小企業銀行をフィリピンで支店を設立、運営できる4番目の外国の銀行として認可しました。
この中小企業銀行は、韓国で企業銀行とも呼ばれている銀行で、1961年に企業育成政策のために設立された銀行です。韓国では第6位で、本店はソウルにあり、東京にも支店を出しています。
フィリピンに支店を持てる他の3つの銀行は、台湾の国泰世華銀行、日本の三井住友銀行、韓国の新韓銀行です。
とは言っても、みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行はすでにマニラ支店を開設しています。1999年に外資系金融機関を10行までに限ることにしていて、その10行の中に日本の二大銀行が入っていたからです。その後、参入不可能になっていましたが、現在になって、再び外資系銀行も参入可能な法整備がされてきたわけです。
外資系企業を参入させると地元企業が育たないという懸念があるのは当然で、それが今になって徐々に変わってきたということでもあります。
フィリピン国内シェアNo.1のバンコ・デ・オロ・ユニバンク、第2位のメトロポリタン銀行、フィリピンアイランド銀行などの銀行が40%以上を占め、その他の国内銀行も市場シェアの約8割を占めています。
経済が調子良い時は、資金の需要も増えます。これもフィリピン経済の好調さを物語っている1つの事例です。
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