比政府が第1四半期のGDP減速対応に乗り出す
2015/06/04
今週水曜日、予算管理省は(DBM)は、発表された第1四半期のGDP減速を穴埋めするために、残りの期間の支出改善に向けて全力を注いでいると言った。
予算管理省長官のフロレンシオ・アバドは、INGバンク主催のフォーラムにおいて、フィリピン経済ジャーナリスト協会(EJAP)に対し、もし政府の諸機関が忠実に各々の財政問題を解決していれば、7%以上の成長は可能であったと語った。
「私たちが今試みていることは、第1四半期よりも早く、支出(※1)を増やそうとしている。私は制度的な脆弱が経済を減速させているというのは言訳だとは思わない。第1四半期よりも格段に早く支出をすることが我々の正念場だ」と彼は語った。
※1 財政支出をすることで、消費を増やそうというわけです。
2015年の2.6兆円の国家予算は別として、ヨランダリハビリテーション、パブリック・プライベート・パートナーシップ(PPP)のプロジェクト、他の政府の優先的計画に使うことのできる約4680億円の資金がある。
ボトルネックの解消のため、DBMと経済開発局(NEDA)がイニシアチブをとって政府諸機関に存在する財政問題をなくすことを目指す。
「昨日、私は各機関の支出管理をより良いものにするデリバリーユニット(※2)システムを作る指令にサインをしたところだ」とバリサカンは語った。
※2 監視システムを指します。支出の監視を円滑にすることで、支出増を目指すわけです。
予算管理省長官は、新しい監視システムの導入で支出が加速されると語った。
写真は、philstarより
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The Manila
Timesの記事の翻訳です。
この記事と日本経済新聞の「インフラ整備加速、7%成長へ」を両方読まれると良いと思います。
国内では、政府の各機関の支出を早め、国外向けに対しては、外資規制を緩めるということをやるわけです。
現在、アキノ大統領が日本に国賓として来日しています。これからも、日比関係は深まっていくでしょう。
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