4月の送金額も順調に増加する
2015/06/16
中央銀行は昨日、海外のフィリピン人労働者の需要に伴い、4月の送金がさらに増えたことを報告した。
「海外におけるフィリピン人技術者の安定的な需要は、送金をさらにふやすことになる」中央銀行はそう報告した。
2015年4月の個人的な送金は、2014年同期の19億18万ドルより5.1%増の20億1500万ドルとなった。今年4月までの合計では、去年の74億9万ドルから5.4%増の78億7万ドルになった。
4月までの送金の大半(59億ドル)は地上労働者で、一方で残り19億ドルが海上労働者のものである。
中央銀行は、主にアメリカ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、イギリス、シンガポール、日本、香港、それにカナダから送金されていると言った。
海外労働庁のデータを引用して、中央銀行は、4月は31万727件の仕事があることに言及した。主な内容は、サービス業、製造業、専門技術職、それに、サウジアラビア、クウェート、カタール、台湾、アラブ首長国連邦といった国々に関する仕事である。
同時に、銀行と非銀行の送金サービスは引き続き増えており、それがフィリピン出稼ぎ労働者の送金を増やすことにつながっている。
送金は国内消費に大きく寄与しており、フィリピン経済の根幹である。去年、現金送金は243億48万ドルに達したが、それはGDPの8.5%を占めている。
中央銀行は、2014年の海外送金を2014年より5%増えることを見込んでいる。
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philstarの記事の翻訳です。philstarのビジネス欄をチェックしていると、送金(remittance)の話題が多いですが、GDPの8.5%を占めているのですから、当然ですね。
それに、送金額の増減は世界経済の景気に大きく左右されますから、1つの指標のような存在になっているのではないでしょうか。
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