多言語コールセンターがダバオへ進出
2015/07/23
多言語オフショアカンパニーであるオープンアクセスBPOが、フィリピンで一番治安が良く、ビジネスコストが最も安いダバオ市へ進出しようとしている。
※オフショアとは、海外に業務委託することです。オープンアクセスBPOとは社名です。ダバオは、フィリピン南部のルソン島の次に大きい島にあります。
PRニューズワイヤー(世界最大のプレスリリース配信会社)のレポートによると、オープンアクセスBPOは8月11日に新しいオフィスをダバオに立ち上げる予定で、専門家によると次の国家的なアウトソーシングの中心になるのはダバオであるということだ。
ダバオの新しいオフィスは、このアメリカの会社の2番目のオフィスで、1つめはマカティCBDに建てられた。こちらもフィリピンで一番治安の良い都市に該当している。
CEOのベンジャミン・デヴィドウィッツによると、ダバオ市への進出には3つの理由があり、1つめはマニラでかかるコストより20~30%低く、顧客にその分サービスできることである。2つめは、労働力の冗長性をなくすことで、2つの違う場所にカスタマーセンターを置くことはセキュリティをより厚くすることになる。
「そして、もう1つはダバオが一番治安の良い国であることだ」とデヴィドウィッツは言った。
新しいオフィスは、ダバオのポブラシオン地区、キリーノ通り角にあるフィランディアITセンターに入る予定だ。フィランディアITセンターは、フィリピン経済区庁によって造られた8番目のITパークである。
業務開始にあわせ、オープンアクセスBPOは、英語によるサポートや非音声のサポートを担うことになる約180人のプロフェッショナルを雇う見通しだ。
※非音声とは、メールなどによるサポートです。
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MANILA BULLETINの記事の抄訳です。
ダバオはミンダナオ島の州都です。ミンダナオ島は外務省の渡航危険スポットに指定されているので、一番安全といっても俄かに信じがたいですが、州当局の治安対策が功を奏し、夜中に女性一人で出歩ける数少ない都市になっているそうです。それが、今回のBPO会社の進出に結びついたわけです。
ダバオには約5000人の日本人がおり、リトルトーキョーもあるそうでなかなか面白そうですよね。
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