2020年のフィリピンのヘルスケアサービスは100億ドル市場へ
2015/09/15
次の5年間で、健康情報管理サービス(ヘルスケア・インフォメーション・マネージメント・サービス=HIMS)産業は、少なくとも59億ドルの増加と、300,000人の正規雇用を生み出すかもしれない。2020年までに、98億ドルと545,000の正規雇用を生み出すということだ。
※ヘルスケア・インフォメーション・マネージメントとは、医療情報を電子化して管理することです。その他にも病院の情報や医療従事者の情報の管理も行うなど、医療事業の基幹システムといえます。
フィリピンを先駆的な世界的プロバイダーにするために、フィリピン健康情報管理委員会(ヘルスケア・インフォメーションマネージメント・アソシエーション・オブ・フィリピン=Himap)は、最近マカティのマニラ・ペニンシュラ・ホテルで健康情報管理サービスの会議を開いた。80以上の関連会社が商品を披露したり、新しい成長目標が公開されたりした。
2014年のHIMSの提供会社は13億ドルの収入と87,000人の雇用を生み出したとレポートされている。製薬、経理やクレーム処理、医療従事者と患者の管理など、様々なサービスをターゲットにしたためだ。
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The Manila Timesの記事の抄訳です。
今まではコールセンターなどの単純な業務の請負が多かったフィリピンですが、これからは医療情報の管理なども行っていくことになりそうです。そして、その情報を分析、統合して製薬にも役立てていくことも可能になります。
フィリピンは、価値の高い知的業務のアウトソーシングを請け負っていくことを目標に掲げていますが、この医療サービス管理などはまさにこれに当たるでしょう。
日本も医療情報電子化が進められていますが、進んでいるのでしょうか?気になるところです。
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