ペソは1ドル47ペソより高くならないという予想
2015/12/17
アナリストは、金融政策変更、中国や新興国の経済成長への懸念、日用品の価格下落などの要因を鑑みて、ペソは、今年中は1ドル47ペソを下回らないだろうと発表した。
「フィリピンペソは、年度末までに1ドル47ペソを下回らないだろう」とING銀行シニアエコノミストのジョーイ・クージェケングはレポートで、アメリカの金利上昇の可能性や、他の国の金融緩和策の継続に言及しつつも、そう結論付けた。
「目下一番注目しているのは、12月15、16日のFOMC(連邦準備制度理事会)の審議結果だ。」とクージェケングは語った。
連邦準備制度理事会の大半が、水曜日、ほぼ10年ぶりくらいで金利を上げることに賛成することが予想されている。
「FOMCは今週、住宅、サービス、消費者支出などの経済レポートの好結果を受けて、金利を上げることが予想される。」とクージェケングは付け加えた。
他の主要国の中央銀行は、成長を保つため、金融緩和策を続けることが予想されている。
「タイ、インドネシア、フィリピン、日本の中央銀行は、金融政策を再検討することになるだろうが、市場は、それらの中央銀行は政策を変更しないと見ている」と彼は語った。
アメリカの金利値上げがドルを押し上げる一方で、経済成長が鈍化している中国の元が弱体化していることにも言及した。
「金融刺激策とは別に、先週の元安に市場は驚いた。元の弱体化は、アジアの通貨には悪いニュースだ」と彼は付け加えた。
メトロバンクの調査員ポーリン・レビーラは、海外のフィリピン人の送金が、ペソをサポートするだろうと語った。
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The Manila Timesの記事の抄訳です。
今年中に1ドル47ペソより高くはならないだろうという記事です。
アメリカの金利政策に世界中が注目していますが、フィリピンも例外ではありません。
アメリカの金利上昇でペソがどうなるか、注目です。
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