2015年の自動車売上目標を上回るフィリピン
2015/12/19
フィリピンの自動車産業は、今年売上目標を超えつつあり、来年には自動車の旺盛な需要を背景に10%超の伸びを見せると予想されている。
フィリピン自動車工業会(CAMPI)代表のロンメル・グティエレスは、国内の自動車会社が、2016年の売上を、10%以上伸びて、35万台を越えると見込んでいると語った。
今年、グティエレスは、公式の目標である31万台を達成しつつあり、最終的には32万台を達成するだろう」と彼は言った。
グティエレスは、2016年の10%という目標は、2016年中ごろに行われる報告で、さらに上がる可能性があると言った。
CAMPIとトラック製造委員会(TMA)の合同レポートによると、地方の組み立て会社の売上が1月から12月までに23%伸び、去年の213,427台に対し、今年は261,930台にまで増加したということだ。
CAMPIとTMAの売上が、フィリピンの全自動車売上の85~90%を占めるが、残りには、自動車輸入供給委員会会員の売上などが入っている。
CAMPI会員の三菱フィリピンモーターズ初代副社長のダンテ・サントスは、来年の成長の原動力になるのが、大統領選挙と同じように、導入される新モデルだと語った。
「フィリピンの主要会社は、より多くのモデルを投入してくる。自動車を輸出しているどの国も、経済成長率を常に注視している。その国に投資するかどうかは、経済成長にかかっているのだ。フィリピンは実際に経済成長をしているため、投資されるのだ」とサントスは付け加えた。
「我々は来年も継続的に成長すると予想しているが、その成長率がどれくらいになるかは分からない。しかし、交通機関の巨大な需要がある週もあり、自動車産業は10%も成長すると想定している」と彼は言った。
サントスは、スポーツ用多目的車(SUV)が大きな売上を占め続けるだろうと語った。
また、小自動車もフィリピンの購入層に徐々に受け入れられつつあるということだ。
サントスは、来年のフィリピン自動車産業のただ1つの試練は、どうやって、新しい制度を導入するかということだ。
「私たちは中期目標で、新たな仕組みを作ろうとしている。もし、それがうまくいかないなら、海外への挑戦などはできなくなるだろう」と彼は言った。
▲ランドローバー・レンジローバーというSUV車。大型車が人気なんですね。
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philstarの記事の翻訳です。
自動車売上は今年は目標を上回り、来年も10%の伸びるだろうと、フィリピン自動車工業会の代表は予想しています。
今年もいろいろありましたが、順調に経済成長が進んでいるフィリピンです。
この産業も来年の大統領選挙でどのように変わるか、影響を受けるか注目です。
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